今朝も冷え込みました。それ以上に、日が暮れてからの冷え込みの方が、体には堪えるものになりましたね。そういう季節になりました。それでもどうやらエルニーニョ現象が確認されて、暖冬との予想です。寒いといっても、それほど深刻にはならないのかもしれません。
そんな中、高値が続いていた野菜の価格が下がっているそうです。これもまた暖かい日が影響しているようで、鍋の季節でありながら、白菜などの需要が上がらないようです。気候に左右されるものだけに、難しいものですね。
とにかく日暮れが早くなりました。今日も5時にはボールは見えません。それでもこの時期、保護者面談期間ということもあり、練習開始が30分早いために、なんとか2時間の練習時間が確保できます。それも今週で終わります。時間を大切にせねばなりません。
学校には時折、外部の方から電話が入ります。99.9%お叱りのものです。学生のすることは、何かと目に付き、しかも問題がありますから、仕方ないものです。その都度、とにかくマナーの話を繰り返すしかないのです。ところが昨日の電話は、数少ない0.1%のものでした。下校途中の公園で、傷ついた鳥を見つけた生徒が、近くの動物病院にそれを届けたというものでした。その生徒から待合室で事情を聞き、感銘を覚えたということを電話で担任に伝えてくれたのです。私の横で、その電話を取っていたのですが、聞こえてきた名前は部員のものでした。外部からの電話ですから、こちらは身構えるわけです。ですが、電話のやりとりはどうやらお叱りではなさそうです。ですが、出てくる単語からは内容は皆目分かりません。電話を切ったところでね確認すると、上記のような内容でした。こうした若者の存在を頼もしく思うと、伝えてくれたそうです。本人たちは決して褒めてもらおうなどとは思わずに、放っておけなかっただけなのでしょう。だからこそ人の心を打ったのかもしれません。そんなことが自然にできること、誇らしく思います。良いことも、悪いことも、やはり見ている方がいます。そんな方の目がほころぶ、そんな私たちでありたいですね。

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