今日もスッキリしない天気でした。気温も低めで、とにかく夏休み最後の試合としては、天気はともかく条件としては悪くないかもしれません。伊奈学園のグランドは、進修館グランドに近いですね。熊谷工業グランドも似た条件です。東部地区にはないグランドです。ああしたグランドで毎日練習していると、それだけで足腰が鍛えられるかもしれません。公式戦で使用される可能性もありますから、グランド条件なども理解しておかねばなりません。最初のキックオフから、うちのグランドとの違いは理解できたはずです。そうしたことを意識しながら試合を進めていたでしょうか。
さて今日も4校が集い、多くの試合を行ったのですべての試合が終わったのは1時を過ぎていました。うちとしても5ラウンドできましたから、最後の練習試合としては充実したものとなりました。試合結果ではなく、課題が見えてきました。ただ今日、私が見た課題はこの時期としてはかなり深刻なものです。思い起こせば、今月上旬の合同練習の際に指摘されていたものです。バックスのアタックはタッチラインではなく、ゴールラインにしなければならないと指摘されていたはずです。それが今日、ゴールポストから見ていて、ゴールに向けて攻撃しているようには見えません。サインプレイも相変わらず前に向くことなく、自分たちのしたいことだけをやっている感じです。そこに意図が見えないので、この先、どうしても確認しなければなりません、うちのセンター陣がどのくらいラグビーを理解して、意図してプレイしているかを。
これまでも書いてきましたが、試合経験としては不足しているとは思えません。ラグビーにとって試合経験は、練習数回分ともいわれます。この夏の試合で何を学び、何を身につけたのか、改めて確認して、それぞれでまとめをして新学期に備えてください。前を向いて攻撃をするというのがどういうものかも、先輩たちはこの夏に合宿で見せてくれました。自分たちもやってみようという姿勢を持ちましょう。今のセンター陣の保守性は、チームをつぶしてしまいますよ。

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