
ギャオスの頭部に使われていたもう一つの技法がこれ。折り目を付けて折る、名付けて「折り目を付けてから折る技法」(まんまやなー)。直訳すると"arts of folding after getting a line of fold".
これ「切り折り紙の館」の古代生物の部屋のアンモナイトに大胆に使ってます。もともとは「ペーパークラフトの技法百科」(ポール・ジャクソン著、グラフィック社
絶版)にハーフカットを使った曲げ方として載っていた方法の応用です。
@ギャオスの頭頂部の形に折り筋を入れます。フリーハンドは失敗しやすいのでよい子は裏に線を下書し、硬筆(爪だって良いし)で折り筋を付けておく。
A折り筋に沿って曲げます。
Bギャオスの形に紙を切っていきます。
C細部を仕上げます。
平成ギャオスをイメージして目の後から延びる突起にはよく分からんが縦筋を入れてっと、あとは左右の下顎を糊付けして合わせてっと、、、。糊付けは普通しないんですが、ギャオスに限ってはシャープなラインを崩さないため使ってます。
この折り筋を入れて曲げる方法、コピーする分には簡単ですが設計段階で使いこなすとなると結構修行がいります。私は最近やっと分かってきたところ。

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