
よぶんな折り筋を作らないための背反らし折り、その2
1. まずは首根っこの位置を決めます。仮にこれをA点、B点とします。黒い線が 山折り、青い線が完成時に谷折りになる線です。
2. (青の)折り筋を付けるために紙を二つに畳んだまま斜めの線を折ります。
3. (黒の)折り筋をつけるため、折った部分を反対方向に折り返します。
4. 紙をいったん開いて谷折り・山折りを正しい形にして背反らし折りの完成形に仕上げます。
A点、B点を決めればあとは自動的に折り線が決まります。また青線を平行に頭部の方に持って行っても同じように折ることが出来ます。この技術は首の長さを調節するときなどに使います。
普段は背反らし折その3のテクニックを使って作品を作りますが、折りじわの目立つ紙(例えば金色の和紙風の紙、正月用作品に最適)を使うときにはこのテクニックを使います。
その3まであるのかって、はい次回はテクニックその3。
(背反らし折りは上げ折りに名称を変更します 2009/02/11加筆)

0