(背反らし折りは上げ折りに名称を変更します 2009/02/11加筆)
背反らし折り(直訳するとbending backward fold)は、折り紙の世界では「段折りにして開いている方の端を引き出して、つぶす」といった表現が使われるようです。
順を追って解説すると
1.胴体と首の境界をねらって段折りをします。赤い線が山折り、透けて見える青線が谷折りです。初心者は頭部を鉛筆で下書きしても良いでしょう。
2.下の端を引き出すようにして頸を立てます。
3.頸を立てた状態で両側を指でつまんでつぶします。
このやり方の欠点は、不要な山折りの線(本例では赤い線)が作品に残ってしまうことです。不要な折り線は野暮ったさにつながる上、紙がくたびれて強度が出なくなります。そこで無駄な折り線を省くためにやるのが次回の方法です。
余談 5/27デザインフェスタに行って我流切紙人さんとscissor handsさんにあってきました(たけとりさんがこれなかったのが残念)。実はこれが切り折り紙仲間との初顔合わせ、この話はそのうちに。

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