材料をただ探すより自分で作った方が早い。この奥義にたどり着いた人は伸びます。
私がよく使う片面が金色になった紙は紙に金色ンのペンキをスプレーして作っています。金色以外では銀色が玉に使います。それ以外の色ではきれいにペンキが載らない、たとえば赤い紙に青いペンキをスプレーした場合、きれいな青い色は出ませんし、裏側にペンキが染み出して変な色になります。これを防ぐには紙用ニスをスプレーして裏ににじまないようにしてからスプレーすればいいと思うのですが、まだ試していません。そのうちやってみましょう。

金色ですが、会社によってこれだけの差があります。
私が使いやすいのはアトムペイントのゴールド(写真右奥)です。アサヒペンのメッキ調スプレーの金色(右手前)も良く発色します。アトムの方が黄色みが強くて古風で熱い感じアサヒペンのメッキ調の方が青みがあってクールな感じ。
だけどニッぺ(左手前)とアスペン(左奥)は金色にならず、ほとんど銀色になってしまう。ペンキはもともと紙用には作られていませんから、これは一般的なペンキの良し悪しの話ではありません。
買ってしまったものを捨てるのはもったいない、そこで発色のいい金色と発色の悪いペンキを交互にスプレーして模様を作って使っています。この模様を彩雲と言います。
とにかく金色の紙は顧客満足度を上げるのに便利です。豪華さ、華麗さの他、一色の単調さを救ってくれる。この紙を作る時はシャワールームの床に新聞紙を敷いてその上にA4サイズの紙を4枚並べてスプレーします。それがすんだらドアを閉めて換気扇でにおいを追い出す。乾くまでまたないといけないけど、生乾きで次のセットに入るから部屋は臭くなるし、それだけやっても1日で作れるのは20枚程度です。部屋を借りている人は新聞紙のカバーを完璧にすること、でないとシャワールームを汚した補修分(40~50万はかかるだろうなあ)を請求されますから。あるいは外でやること。
上のスプレーはアトムペイントのゴールドでなぜかムラが出るようになったしまった。原因は不明ですが、独特の効果が得られるので「ムラあり」と油性ペンで書いて大事に使っています。

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