可展面の中で柱面を使いこなすのは比較的簡単である。柱面の条件は曲げの軸線が
平行に走っていること、実際にはピンセットあるいは割り箸を使って紙の端をつかんで(はさんで)くるくると丸め適当に形を整えれば、柱面の応用の出来上がりである。

むずかしいとしたらこれを生かしたデザインを考え出すこと、でもそれはクイリングといってすでに確立したジャンル。そこで切り折り紙的な特性をもったクイリングを考える。

上段 まず普通に丸めて普通のクイリングをやってたあと、少しだけひねりを加えて紙同士が重なるように作ってみる。
中段 紙が重なり合う部分に切り込みを入れる。
下段 切りこみ同志をかみ合わせて、平面に沈める。
この技を使った応用例
3/8@、
3/8Aを参照のこと。
PS この噛みあわせの技法、とっくにやった人がいるに決まっています。まだ見つけてはいませんけど。

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