
フレーム(骨組、面と折り線の組み合わせ)に対して、フレームにかかわらない面の部分を加工して作品を作り出す方法が飾り切りである。フレームに制約されていないから高い自由度で造形可能。
外周を切るタイプの飾り切りを利用して作った例が、ウサギとトナカイ。フレームは全く同じ、頭部の切り方を変えるだけで別な作品が出来上がる。これを利用すれば初心者にもオリジナル作品を作り出すことが可能である。2008/8/3の当ブログで同じことを書いているが、3か月考えてやっとこの名前に決定した。
クワガタの顎も、カミキリムシの触覚も、カマキリの鎌も、蝶の羽根も、鹿の角もすべて飾り切りの一種。とにかく広すぎる概念だが、名称を決めないことには研究は前にすすめないのである。どこかで名前をつけてよかったと思うときがあるでしょ、きっと。

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