先に紹介した同じ画像の反復による屏風折りのもよいが、絵画の本道に立ち返った絵画風屏風折りもまた楽しそうである。従来の平面的絵画に若干の折りと折り返しをくわえて二次元と3次元の融合した新しい表現ジャンルを作る。
たとえば上のような作品(クリシュナと彼を慕う女たち)を切り折り紙屏風折りで表現してはどうだろうか。あるいはロシア民話「大きなカブ」の絵本から、みんなが力を合わせてカブを抜く場面、それを切り折り紙で表現してもいいはずである。
大作にすればbluff(こけおどし・はったり)として効果も高そうだし、個展などでアイキャチャーに使ったりするにはよさそうである。
ps このような作品のデザインについて20日間ほど頭を悩ましてみたが、いっこうに名案は出なかった。創作者としての私の個性とは合わないらしい。まず作りたいものがない、創作意欲がわかない、もしかしてくたびれているのかも、いや才能がないだけか。
才能のある人もしくは作りたいものがある人、どなたかチャレンジしてみてください。

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