衝立(ついたて)は二枚の板をヒンジ(蝶つがい)でつないで開閉できるようにしたもの。しまうときには畳んでコンパクトに、使うときには開いて自立させる。
一枚の紙を二つに折って、
それぞれの面に一つのモチーフが来るようにする技法を衝立折りと名づけることにする。あくまで片面が一つのモチーフ=模様の構成単位(フランス語)を形作ることが要件に入っている。二つの面が合わさって一つのモチーフをなすのも含めると、山背折りも山腹折りもみんな衝立折りになってしまうからである。
この技法、それぞれの面をみると平面的な性質が強く、それにちょっとした工夫で切り折り紙らしく見せている。そこにどうやって見どころを盛り込むかがこの技法の面白さである。
私の場合ハートのデザインを忍びこませるのが好きであるが、十字架のデザインンを忍び込ませるとかクリスマス用に星のデザインを忍び込ませるとかいろんなデザインが可能に違いない。
ちなみに英語で衝立はa screen! うーむ、英訳は後日にしよう。
一応展開図、簡単でしょ。

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