2005/11/27
遅くなりましたが「提言」のもう一つについてアップします。皆様ご一読のほどよろしくお願いしたします。
「ボルティング・チッピング禁止」
先に書いたチョークなどの話は「地元の方々にご迷惑をおかけしない」という視点からの提言ですが、こちらは「ボルダリングというものをどのように定義するか」という提言です。これについてはボルダラーによって意見が異なるものもありますが、私共の開拓した徳島県内のボルダリングエリアにおいては以下のことを守ってくださるようお願いいたします。
=ボルティング=
ボルダリングの既成課題に対してトップロープ用のボルトを設置することは明確にクライミングにおける衰退です。このような行為は現在においては到底認められるものではありません。
また初登としてのトップロープ課題のためにボルトをボルダーに設置する行為も考えられますが、私共が開拓したボルダリングエリアにおいては認めていません。
現在、ボルダリングが適応される範囲はクラッシュパッドの発展、スポット技術の発達により、過去にくらべて大幅に広がっています。かつてはトップロープ課題だったものにおいても現在はボルダリングで登られているものもあります。また、その岩が絶対ボルダリングで登られることはないというのが誰にいえるのでしょうか?もしかすると増水などによりランディングが埋められ、ボルダリングで容易に登られるようになるかもしれません。またこれは私見ではありますが、どのような大きさであれ、それが「ボルダー」として認められるならば、それは「ボルダリング」で登るべきだ、と考えます。怖くて登れないなら、それが登れるようになるまでトレーニングするか、もしくは諦めるべきだと想うのです。
=チッピング=
これもまた既成課題において課題を改変するようなチッピング(岩を削る、加工する行為も含む)は明らかに認められることはできません。ただ、岩質によっては、トライ時に使用しているホールド、スタンスが欠けることもあります。それらはもちろんチッピングとは定義していません。
それに対して、失われたホールドを復旧しようとホールドをグルーイング(接着)することは認めていません。トライすることで欠けたホールドは失われる運命にあったものだと考えています。それを無理矢理接着してしまうことは不自然です。その部分を使わない完登を目指すべきでしょう。
また、開拓時のホールドに対する加工も私どものエリアでは認めていません。「欠けそうなホールド」を撤去する際の基準は「人の手のみで外れるものか」というのを基準としております。ハンマーなどを使わなければ取れないようなホールドは撤去するべきでないと私共は考えています。
ブラシなどの使用も一考してください。既成課題については歯ブラシや亀の子たわしなど柔らかいブラシを使いましょう。ワイヤーブラシはホールドを改変する恐れがありますので、開拓時以外は使うべきではありません。またすでに登られている既成課題に対して不必要に苔などを落とす行為も控えるべきでしょう。
参考リンクボルダリングネットジャパン"No Chipping!キャンペーン”
私はこう想うのです。「ボルダリング」とは「最もシンプルなクライミング」です。それは「シンプル」であるからこそ面白いのではないでしょうか?登る際にも、岩に対しても。

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