日曜日早朝、夜明け前に出撃。波静かな暗闇の磯に着く。
夏ならば早朝だが、晩秋の今は、未だ夜明けは遠い。
磯にはまだ誰もいないので、亡霊等の幻影が恐い。
そんな気持ち故、ちょっと隅っこで休憩がてら付近を観察。
しばらくすると、二人の男がやってきた。
よしよし、これで一人じゃないな・・・
と、安心し「狩り・漁」の準備をしていると・・・
暗い海の淀みの真ん中に大きなゴミのような生物の遺体のような黒い物体が漂っていることに気がついた。暗いから色がわからず、だから黒い物体。
危うい物だと、恐い・恐怖が襲ってくるし事件だと大変なので、忍びの者のように気配を消して、五感六感を全開、しばらく静かに観察することにした。
すると、バタバタバシャバシャと音が響いて、よくよく観察するとその正体が理解できた。
海でジタバタするトンビだった。
薄明るくなって、彼は必死もがいて磯岩にバタバタと近づきたい感じでジタバタしていた。
私のタモ網、捕獲網は長さ6mの魚用であるが、デカイアオリイカを考慮して直径60cm、網懐(深さ)90cmある。このタモ網ならば、大きいトンビでもすっぽり入る。彼がもがきながら接岸するのを、殺気獲る気を消して知らん顔して待った。
届く範囲になったので、ためらわずタモ網で掬い、救助。

トンビに、誰かが根掛かりして放置切断した、ごっついイシダイ釣り用の道糸(何故かかなり長いケプラー)が2本絡みついていた。しかも、糸は根掛かりしたまま必死に引っ張っても海中から外れない。
網を伏せトンビを動けないように配置(食いつかれると危ないので)、直ぐにケプラーを切って、足と体の自由を効く様に処置した。
彼は、死んだ振りをしているようで、全く動かないが、つぶらな瞳は時々瞬きをしている。
もう自由に動けると思えたので、タモ網から開放。
しばらくしてから動き出し、うつろな目で立ち上がった。

私は、近づいて体の様子を探ろうとしたら、ちょっと飛び跳ねてわずかな距離感を保って、また動かなくなった。

怪我はしていないようなので、少し安心。
30分くらいして、明るくなったので、再度近づいて行くと、私を警戒し逃げようとしたようで・・・自分の体・羽も乾いたらしい・・・ゆっくりと羽ばたいて飛んで行った。
というわけで、初っ端出足でかなりの大物を捕獲してしまったため、今日はこれで満足したような気分になってしまい・・・
釣りの成果は、

デカイゴンズイと普通のシマダイ、小さいメゴチ達、小さいハゼ達。
まあ、今日はこんなもんでいいです。
トンビを捕獲・触われたし、リリースできたし。
大勢の方々と面白い時間が過ごせたこともあり、想像以上に楽しめましたから、大らかな気持ちで大ゴンズイをキープしました。
このサイズのシマダイの刺身の味が、まだ記憶に残るキュウセンの味を凌駕するのかどうかが、唯一の興味の対象ですね。
他にも↓ありますし・・・
↓旬の秋サバ:釣って貰って:直後にその場で風干し調理

■今日、久しぶりに、うらしまさんにお会いしました。
すごいスピードで、帰阪制限時間内に、サバをどんどん釣り上げる腕前に、またまた感服いたしました。何と1ダースのサバ!!
「イモリさん、あげるから、クーラーは?」
「私、今日はもっていません。}
「イカンな!クーラー持ってこんと、釣れんぞ!」
「この気温だと大丈夫かも」
「わからん、そうだ干しゃいいかも。」
ということで・・・
私は、うらしまさんから3つの質の良いサバを頂き干すことに・・・しました。
*上↑画像
●私は、デカイキス、デカイカワハギ、イシダイが狙いでしたので、スカリとストリンガーしか持っていきませんでした。生かしておいて帰る時〆て、歩いて30分すれば車にあるクーラーに入れればいいと考えていました。
青物は釣れないと思っていましたので、クーラーは磯に持ちこまないで車に置いてきてしまいました。
脂の乗った旬の秋サバ=うらしまさんに頂いたサバは直ぐに捌いて一塩振って裏磯・その場で干物にしました。
帰って、炙って、今ビール飲みながら、食べています。大変美味しいです。
狙いが狙いなだけに、ボウズモドキの私に、暖かい手を差し伸べていただき、ありがとうございました。
夏ならば早朝だが、晩秋の今は、未だ夜明けは遠い。
磯にはまだ誰もいないので、亡霊等の幻影が恐い。
そんな気持ち故、ちょっと隅っこで休憩がてら付近を観察。
しばらくすると、二人の男がやってきた。
よしよし、これで一人じゃないな・・・
と、安心し「狩り・漁」の準備をしていると・・・
暗い海の淀みの真ん中に大きなゴミのような生物の遺体のような黒い物体が漂っていることに気がついた。暗いから色がわからず、だから黒い物体。
危うい物だと、恐い・恐怖が襲ってくるし事件だと大変なので、忍びの者のように気配を消して、五感六感を全開、しばらく静かに観察することにした。
すると、バタバタバシャバシャと音が響いて、よくよく観察するとその正体が理解できた。
海でジタバタするトンビだった。
薄明るくなって、彼は必死もがいて磯岩にバタバタと近づきたい感じでジタバタしていた。
私のタモ網、捕獲網は長さ6mの魚用であるが、デカイアオリイカを考慮して直径60cm、網懐(深さ)90cmある。このタモ網ならば、大きいトンビでもすっぽり入る。彼がもがきながら接岸するのを、殺気獲る気を消して知らん顔して待った。
届く範囲になったので、ためらわずタモ網で掬い、救助。

トンビに、誰かが根掛かりして放置切断した、ごっついイシダイ釣り用の道糸(何故かかなり長いケプラー)が2本絡みついていた。しかも、糸は根掛かりしたまま必死に引っ張っても海中から外れない。
網を伏せトンビを動けないように配置(食いつかれると危ないので)、直ぐにケプラーを切って、足と体の自由を効く様に処置した。
彼は、死んだ振りをしているようで、全く動かないが、つぶらな瞳は時々瞬きをしている。
もう自由に動けると思えたので、タモ網から開放。
しばらくしてから動き出し、うつろな目で立ち上がった。

私は、近づいて体の様子を探ろうとしたら、ちょっと飛び跳ねてわずかな距離感を保って、また動かなくなった。

怪我はしていないようなので、少し安心。
30分くらいして、明るくなったので、再度近づいて行くと、私を警戒し逃げようとしたようで・・・自分の体・羽も乾いたらしい・・・ゆっくりと羽ばたいて飛んで行った。
というわけで、初っ端出足でかなりの大物を捕獲してしまったため、今日はこれで満足したような気分になってしまい・・・
釣りの成果は、

デカイゴンズイと普通のシマダイ、小さいメゴチ達、小さいハゼ達。
まあ、今日はこんなもんでいいです。
トンビを捕獲・触われたし、リリースできたし。
大勢の方々と面白い時間が過ごせたこともあり、想像以上に楽しめましたから、大らかな気持ちで大ゴンズイをキープしました。
このサイズのシマダイの刺身の味が、まだ記憶に残るキュウセンの味を凌駕するのかどうかが、唯一の興味の対象ですね。
他にも↓ありますし・・・
↓旬の秋サバ:釣って貰って:直後にその場で風干し調理

■今日、久しぶりに、うらしまさんにお会いしました。
すごいスピードで、帰阪制限時間内に、サバをどんどん釣り上げる腕前に、またまた感服いたしました。何と1ダースのサバ!!
「イモリさん、あげるから、クーラーは?」
「私、今日はもっていません。}
「イカンな!クーラー持ってこんと、釣れんぞ!」
「この気温だと大丈夫かも」
「わからん、そうだ干しゃいいかも。」
ということで・・・
私は、うらしまさんから3つの質の良いサバを頂き干すことに・・・しました。
*上↑画像
●私は、デカイキス、デカイカワハギ、イシダイが狙いでしたので、スカリとストリンガーしか持っていきませんでした。生かしておいて帰る時〆て、歩いて30分すれば車にあるクーラーに入れればいいと考えていました。
青物は釣れないと思っていましたので、クーラーは磯に持ちこまないで車に置いてきてしまいました。
脂の乗った旬の秋サバ=うらしまさんに頂いたサバは直ぐに捌いて一塩振って裏磯・その場で干物にしました。
帰って、炙って、今ビール飲みながら、食べています。大変美味しいです。
狙いが狙いなだけに、ボウズモドキの私に、暖かい手を差し伸べていただき、ありがとうございました。
投稿者:イモリ