
風が予報と少々異なっていましたので、初釣りとは別のフィールドで竿を出すことに・・・今回も目標の獲物は、メバルとフッコ。
連休初日の10日土曜日、日没直後に到着、釣りの準備をする前に写真を撮影。
眼にした夕焼け・赤色の光景は、とても鮮やかでした。
右側が富士、左に箱根から続く伊豆半島のシルエットです。
更に左は伊豆の先端、富士の右側が丹沢ですが、仕事用広角レンズのデジカメでも全光景はアングルに入り切りませんでした。
久しぶりに見た、美しいグラディエーションの夕陽です。
風で雲が飛び、空気も澄んでいたのでしょう。

予報と違い、東南の風が強く残っていたため、風の影響が少ない方向にキャスト。
完全に暗闇になった数投後、10cmくらいの小さいカサゴ2つがアタックしてきました。
これは迷わず即リリース。
その後、しばらくは無反応・・・そして、金色のメバルをゲット。
とりあえず、キープ。
その後、しばらくは無反応・・・今日はダメかなっと思い、方向を変えて70mほどキャスト。
餌屋のおばさんが、1匹だけ新春プレゼントしてくれたイワイソメ(関西・東海地方ではマムシ)と大き目アオイソメを1本針にセットしました。
アオマムと呼んでいる餌付けの方法です。
10分くらい無反応・・・竿を操作し、数回程誘いを入れます。それを数度繰り返しました。
するとウキの動きに変化が、急いでアワセを入れました。
少し沈んだウキが、左方向にかなりの速さで走り出しました。
とても・・・とても、強いヒキです。中々近寄ってくれません。
ドラグを少し緩めて、しばらく対応。
タモ網は、離れた所に置いたまま・・・失敗したか!と思いつつ、魚を騙し騙し、竿をチョコチョコ扱いリールを巻きながら、タモ網の所まで移動。
誰も傍にはいませんので、一人で何とか、タモ入れの準備をしました。
寄せてくると、物凄く暴れます。ガバザバッと反転し元気一杯。
暗い海の中のシルエットは、細長い・・・コレハ、スズキだ。フッコサイズじゃない。
ボラじゃないのは、虫餌ですから、最初からわかっていました。
とても重かったですが、何とかタモ入れ成功。
スカリを忘れてしまい、ストリンガーも持っていなかったので、水汲みバケツのロープを切断して対応した簡易ストリンガーで活かしておきました。
その後、東南の風は変わらず、しばらくは無反応・・・今日はこれで終わりかと思い、スズキとメバルを活き締め後、撮影。
スズキはステンレス細鋼で、神経抜きをしました。
久しぶりの神経抜き、久しぶりの大きな獲物でした。
帰ろうかどうしようか、迷っていると、風の方向が北西に変わり微風に〜思い直して再度チャレンジすることにしました。

最初にキャストした静かになった海の方向に再度トライ。
カサゴばかりをゲット。
即リリースの小サイズは4つ。
網付バケツに活かしておいたのも4つ。
どれを持ち帰ろうと思案・・・スズキがあるので、死んでしまったカサゴ1つのみ、持ち帰ることにしました。
生きていた抱卵カサゴ2つと元気カサゴ1つの計3つをリリースしました。
この死んでしまったカサゴは・・・
リールのベールアームを返したのに戻ってしまったのか、返し忘れたのか、アームを開放せずにキャストしてしまい、電気ウキを付けたままの仕掛けだけがブチッと切れ、遠くに飛んで行ってしまいました。
70mくらい南方向の所で、赤く輝いて漂っていました。
回収仕掛けを作り直して、再キャスト、運よく傍に落水してくれました。
漂流ウキを引っ掛けてレスキュー。
引いてくる途中で、獲物が漂流仕掛けに喰らい付いてきました。
引き方が、ちょうどよい誘いになったのでしょう。
しかし、引き引きレスキューの途中で獲物が暴れ、回収失敗。
50mほど離れた所で、獲物が喰い付いたままだと思われるウキが、沈み浮かび沈み浮かびしつつ、しばらく漂ったままでした。
回収はひとまず諦め、再び通常の仕掛けを作り直し、釣り再開で再キャスト。
30分ほど後、小さい魚を掛けた時に50mほど先の漂流電気ウキ仕掛けの近傍まで寄せ、針に掛けた小さい魚を漂流ウキ傍で泳がせ、漂っている仕掛けに絡ませて回収。
想像以上に、うまくいきました。
小カサゴ1つと瀕死の普通カサゴ1つ、更に漂流電気ウキ仕掛け1つを同時にゲット・・・一石二鳥〜三鳥かな?とはこのことでしょうか。
約30分間、針を外そうと抵抗しクタクタに疲れたこのカサゴ、針を飲んでいましたから、血が流れ瀕死状態になったのだと思います。
持ち帰ったのは、メバル1、スズキ1、カサゴ1です。
家に帰り、計測すると、メバル21cm、スズキ75cm、カサゴ22cmでした。
これで、初釣りのリベンジ完了・・・フフフフフフ。
ニコニコ笑顔で、捌きました。
*立った姿勢のまま広角レンズのデジカメで撮影していますから、魚サイズの比率が少々異なってしまいます。手前のモノが多少大き目に写っています。
あしからず・・・
*私が釣行してる冬季夜釣りの場所は進入禁止区域ではありませんが、初めての釣人には危ない感じがしますし、明るい時間の下見無しでは事故が起こる可能性もあると考ています・・・
この記述の意味は、事故・危ないということの他に、2014年の秋以降○○の巡回取り締まりが急に厳しくなり、夜間テトラゾーンに入って見つかると○○に即連行されます。
巡回が無ければ、これまでと同様ですが、ご注意ください。・・・という意味も含んでおります。
もちろん、立ち入り禁止柵の中に入っている場合は、従来通り○○に即連行されてしまいます。
注意看板に記載されている内容通りです。
私の釣り方は、仕掛けが長く重量のあるウキを使ったフルキャスト遠投ゆえ、足場の悪いテトラでは100%不可能なため、足場の良い平場で行っておりますし、立ち入り禁止区域内には決して入りません。
なにしろ、私のこの釣法・メソッドは、遠くにある「立ち入り禁止区域の海・遠方防波テトラ帯・沈み根・沖の根」にいるであろう「大きくて美味い獲物」を普通の安全な場所から狙う・ゲットするために考えたものなのです。
・・・立ち入り禁止区域等に入る必要がない、ということです。
D社HPに、かつて記載されていた「投魂物語・・・○の○釣法」をベースにして改良工夫したものなのです。
上記の内容は、巡回パトロールの○○の方々にも、お話しています。
仲が良くなった巡回パトロールの方にお会いした時は、毎回10分くらい話をします。
ご理解ください。
くれぐれも誤解無きようお願いいたします。
投稿者:imori masuda takao