☆湘南通い☆

一陽来復と申します。老後は湘南の海辺に住むつもり。
宝塚が大好きです！二匹の飼い猫と戯れるのが幸せ。
最近は日本とベトナムを行ったり来たりしています。
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2011/2/14

「アンコール遺跡（６）」　　一陽の呟き

朝は雪がちらついていましたが帰りは氷雨でした。

東海道で受験帰りの学生さんが世界史の問題用紙を確認してはため息をついていました。

がんばれ！

さて・・・アンコール遺跡記です。しつこくてスミマセン。

自分用の忘備録でもあるので続けさせて頂きます。

王のテラス。といってもココで王が何かしていたかはよく判っていません。一説では

この上に寺院を建立するつもりでコレは土台だったとも言われています。とある王が

密林で毒蛇をしとめた時に浴びた返り血でライ（ハンセン）病に感染したという神話があり

このテラスにその王の彫像が安置されているのでライ王のテラスとも呼ばれています。

これがライ王の彫像ですがこれはレプリカ。本物はプノンペンの国立博物館にあります。

三島由紀夫が執筆し帝国劇場で北大路欣也主演（ソフトバンクのお父さん犬の人）で上演

された『癩王のテラス』は三島が１９６５年にココを訪れてたのがきっかけで書かれたものです。

一通りお目当ての遺跡を見終わりちょっと時間があったので小さいけれどいい遺跡だよ。

とドライバーさんに言われ訪れる人もまばらな裏手の小さな遺跡に行ってみることにしました。

古びた門をくぐると。

プリヤ・バリライです。殆ど崩壊していて原型をとどめていないというか・・・

写真では途中で切り倒されていますが３本の大きな大木に侵食されたようでした。

遺跡の前で飲み物を売っていたおばさんからビールを買う。よく冷えていて美味しかった。

テラス方面に戻る参道もいい感じに古びていました。

ポチにお土産のＴシャツご購入。２枚で５ドル・・・だったかな？

ホテルに戻りホテルのスパでマッサージを受ける。ゴクラクゴクラク。

お昼は２人ともタイ風。一陽ちゃんはトムヤンクン。

午後３時過ぎには再びお出かけ。アンコール・トムの東側の遺跡を回りました。

最初に訪れたのがタ・プローム。修復を行いながらも遺跡を覆いつくしていた榕樹も

見せているという不思議な空間。１３世紀後半から数百年放置されていた結果です。

内部は。。。このように修復されているところもあれば

見事な壊れっぷりのところもあり。

ここなんか完全に食べられちゃってる感じ。

元々は小鳥が榕樹の種を口にして糞を落としたことから始まったのでした。

参道で女の子から変な楽器（竹製で口にくわえて指ではじくと音がする）を買ったハナゲン父。

笛も買ってご満悦。

あーん。まだ３日目が終らない・・・

☆一陽からのお返事はコメント欄にて☆

投稿者: 一陽

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この記事へのコメント一覧

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投稿者：一陽

2011/2/23 21：02

ぽこぽこちゃんへ

数百年。そう。放っておくとこうなります。
相次ぐシャム軍の侵略や国内の分断などが
原因で放置され続けた結果らしいです。

投稿者：ぽこぽこ

2011/2/23 20：06

遺跡に榕樹が・・・何という不思議な空間・・・　数百年ほっとくとこうなるものなのですか？と思いますね。まさか、小鳥もそう思うまい・・・。
どういう風にこうなったのか？考えちゃいますね。

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