2008/8/28

久しぶりに「とんでも戦士ムテキング」を思い出しました  しばいデイズ

ハチマキがバンダナになっていたのは著作権の問題からで、やはりあの曲を意識しての歌詞ですよね…。
と、いうわけで

結論から云うと行ってきました
「THE PLAN9 ウルグアイから来た男 ネタツアー」大阪公演。

公演日ぎりぎりで、2階席のチケットを譲っていただき
昨日は、早着替えができるように制服の下に私服を着込み出勤。
富山駅15:17発JR特急サンダーバード36号に乗るため
14時過ぎまで仕事に勤しみ、その後、自転車飛ばして駅まで行き、
おかげさまでJRに特に遅れもなかったため
大阪市営御堂筋線なんば駅に着いたのが開演時間ぎりぎりの18:53。
そこから急いでNGKへ。
なんとか開演には間に合い、終焉は21:09。
帰りは梅田21:40発の高速バスを
予約なし直接交渉で乗車させてもらって28日5:10帰途。
殆ど、このライブのためだけに大阪に行ってまいりました。

というわけで今から仕事です。
今日の午後まで仕上げなければならない仕事が山積みです。

そんなわけでネタツアーに関してはまた後ほど書きます。




で、後ほどなんですが…

まあ、これも結論から云うと
そんなに笑えなかったです。

ただし、周りのお客さんはこれまでになく笑っておられました。

ごめんなさい。
これは捉え方によるのですようが、
何と云うか私にとっては笑いが予定調和だったのですね。


今回大阪行きの特急の中で
歌野晶午さんの「密室殺人ゲーム王手飛車取り」
と云うミステリーを読んでいったのですが、
不思議なことにこのミステリーを読んで感じたことと同じことを
「ウルグアイから来た男 ネタツアー」にも感じました。

ちょっとネタバレになりますが、「密室殺人ゲーム王手飛車取り」は
叙述トリック※を扱った小説です。
作者の歌野氏はこの叙述トリックを得意としております。
その代表的な作品が「葉桜の季節に君を想うということ」という作品。
お読みになった方はどんなトリックだったかご存知だと思いますが、
一度こういうトリックを使われると、
次に同じ作者の作品を読むに当たって
「この本にも何らかの叙述トリックが隠されているのだろう」と
身構えて読んでしまうものです。

「葉桜」以降の歌野氏の叙述トリックはある明確なパターンがあります。
そのため、「密室殺人ゲーム王手飛車取り」の
叙述トリックも早い段階で見えてきて真相が明らかになったときには
それが意外でも何でもなくなってしまいます。

それと同じだったのが今回の「ウルグアイから来た男 ネタツアー」でした。
(実際は「仇男」以降となり、特に「仇男」が顕著なのですが)

確かにどのコントも一定の笑いの水準には達していたでしょう。
(特に2つ目のコントは良作でした。)
現に、周囲のお客さんはどの方も楽しんでおられましたし
単独のコントライブでそのクオリティーは決して低くありません。

ただ、小説には小説の、ドラマにはドラマの流れと云うものがあるように
コントにも「これがいちばん妥当」というコントの流れみたいなものがあり
ネタツアーのおける殆どのコントが
残念ながらオチに行く前にオチが読めてしまいました。

ザ・プラン9はそのコントの流れを最後のオチでひっくり返す
意外性のあるコントグループだったのですが
その意外性までもがもはや1つのパターンと化してしまい
今では意外でもなんでもなくなってしまったのかもしれません。

しかも、今回のネタツアーのコントはこれまでいくつかの過去コントに
見られたザ・プラン9特有の(人を食ったような)落とし方がまったくなく
ごくごくありふれたコントの落とし方が多かったように思われます。
(あれ?でじゃ、逆にザ・プラン9らしくない、と云うこと?)

既存のキャラクター、内輪受け、一個人の暴走を
いっさい使わず全て新作のコントでやりきった
今回の「ウルグアイから来た男 ネタツアー」
メンバー、スタッフの方は本当にお疲れ様でした。
形式はともあれ、これで
5人組としてのザ・プラン9を脱却できたと思います。
やや練習不足な感は否めませんでしたが
4人での最初のコントstyleとしては上出来だったと思います。

また、中高年の女性の方や男性の団体客など
観客の層も広がっているようで安心いたしました。

惜しむらくは、私が彼らのコントや芝居に狎れきってしまったことでしょうか。
一夜たって、いまひとつ、いつも「ザ・プラン9を見に行った!」という
わくわくとした感じが今回は残っていません。

まあ、下手に大風呂敷広げるよりは堅実に小さくまとまるほうが
たしかに笑いをとることができるのですが…。

普通に面白いということがザ・プラン9となると、贅沢なことに
なんだか物足りなくなるようです。


※叙述トリックとはミステリー作品において、文章の言い回しなどを用いて意図的に読者のミスリードを誘う手。


(追記)
ところで、コントライブでは
常に話題となる「誰がどのコントを書いたのか?」と云う問題。

今回はあまり作者は気にならなかったのですが、

Bは覚王山さん
Dがなだぎさん
かな?
ただ、Bは石川県の本当にある漁業をモデルしているので石川県に言ったことのある灘儀さんかも…。

Aはwikipidiaからの引用が多いことからギブソンさん以外?
「八月の鯨」という映画からの引用のあるので久馬さんかな?


今回コントの中にそれぞれの書き手の個性があまり見つけられず、意外と判りませんでした。



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2008/8/31  11:09

投稿者:ひつじ

YO-YOさま

ウルグアイから来た男ネタツアー、蓋を開けてみれば意外なくらい好評ですね。

私も単なるお笑いライブとして見るなら構成・演技・ネタともに悪くなかったと思います。

ただ、5人としてのザ・プラン9時代を払拭したいがため、5人のときの特徴をどんどん削除していったら、後に残ったのはこんな感じのザ・プラン9だったと云う感じがします。
これまでの5人のコントライブからマイナスされたものが多い割りにはプラスされたものがあまり見えないのです。
確かに余計なものが無いほうが楽しめるのですが、ザ・プラン9は無駄な笑いやグタグダ感も内輪受け等がネタとして成立していただけにそれらがなくなると物足りなく感じます。
もしかするとネタ中にフルコーラスで歌を歌うというのが新生ザ・プラン9の新しい持ち味というか特徴なんでしょうか?

晩秋公演と名前を変えた本公演もこれまで23thまで続いたものが「なかったこと」のようになってしまい、淋しいです。
なんか、4人になってから切り捨てられたもの多いですよね。
4人でのザ・プラン9として活動するためには仕方ないと思いますが、YO-YOさんがおっしゃているように「かつてのプランに感じられた特別感」がどんどん削除されているように思えます。

せめて、継ぎ足してほしいのですが、今はまだそこまで手が回らないのかもしれません。

晩秋公演が神保町になったのも覚王山さんの意向もあると思いますが、7月の公開録音SPや今回のネタツアーを見ていると、チケット入手が難しいため仲間内で何枚かチケットを取ったところ今度はダブりチケットがさばけず、当日空席がいくつも出来るという悪循環が起こっているようで、キャパを小さくせざるをなったのかもしれません。

固定ファンの数が多く、一般には名前が売れていないザ・プラン9については需要と供給のバランスが結構難しいように思えます。



2008/8/30  21:35

投稿者:YO-YO

ひつじさん、ハードスケジュールの中お疲れさまです。

私もネタツアーを見た方の感想をいくつか見させていただきましたが、おおむね評判のようですね。これでプランもやっと「5人時代のザ・プラン9」から抜け出せたように感じました。ただ、同時にかつてのプランに感じられた「特別感」も消えてしまったような気がして少し寂しいです。

本公演(秋公演?)については脚本担当の覚王山さんが「狭い舞台でやりたい」といって神保町花月になったそうですが、それにしても狭すぎですよね。東京ならもっと良い場所があるはずなのに。吉本の劇場だから…?と勘ぐってしまいそうになります。

グループのあり方よりネタの質より、もう少しお客さんのことを考えてほしいと思いました。

2008/8/30  0:00

投稿者:ひつじ

あいきさま

多少無理をすれば、何とかなるところが北陸ですね。

他の方のレビューをざっと拝見しましたが、今回、かなり評判が良いようです。

ネット上での評判も高く、もちろん実際の会場の受けも相当良く、客層に男性の姿もちらほら見られ、なんだか、今回のネタツアーは前にbaseであった「ザビエルのリーゼント」と印象が激似です。

複数あるコントのうち、私的には2番目が面白く、その次に1番目のコントが、後3番目以降からどんどんだれてくるのも似ていたような?

「何、このデジャビュー?」と、ちょっと思いました。

次回の晩秋公演は神保町花月なので、今まで以上にファンのチケット争奪戦が予想されます。
本公演ではなく、神保町花月の一連のプログラムの1つとして「プラン9の劇」で良かったのに…。
キャパが小さすぎてなんとも云えません。

2008/8/29  19:50

投稿者:あいき

なんというスケジュール…!!お疲れ様でした!
ネタ詳細を見ていたら、なんだか、春公演よりはおもしろそうだな、見てみても損はなかったかもな、なんて、現金なことを思ってしまいましたorz

2008/8/28  22:27

投稿者:ひつじ

ルイさま

コメントありがとうございます!
今回は、既存のキャラクターもシルバー組の暴走もなく、ファンにしか判らないネタも少なく、以前からザ・プラン9の良くないところとして指摘されていた部分がばっさり削除されていたように思います。

ただ、そうなったらそうなったでなんだか物足りなくなるのですから、勝手なものです。

「集団を長く、そして、新鮮に続けることは難しい」って本当にそう思います。

でも、あのパーソナルカラーも各コントに見られたその作者ならではの個性も消えてしまったのを目の当たりにするとやはり淋しいです。

2008/8/28  13:33

投稿者:ルイ

こんにちは、ルイです。
私はネタツアーに行けませんが、ひつじさんの感想を読んで、寺本さんが昔ブログで仰った「集団を長く、そして、新鮮に続けることは難しい」という言葉思い出しました。
でも、私は、既存のキャラクターを使わなかっただけでも、満足です。
相変わらずの文章で申し訳ありません。

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