2007/2/19

ザ・プラン9の劇「ヴィーナス」  しばいデイズ


GAORAで放送されたものを
会社で録画させてもらって見ました。




公演も地上波での放送も終了していますので
ネタバレを交えた感想を。

とりあえず、配役です。

リョージ    鈴木つかささん
       バンド「ヴィーナス」のベース担当
竜也     和田友徳さん
       バンド「ヴィーナス」のドラム担当
大久保    町田星児さん
       バンド「ヴィーナス」のベース担当
ミナコ    仙堂花歩さん
       バンド「ヴィーナス」のヴォーカル担当 
林部     浅越ゴエさん
       バンド「ヴィーナス」のマネジャー(?)
金子     ヤナギブソンさん
       バンド「ヴィーナス」のファン
小野田    なだぎ武さん
       バンド「ヴィーナス」のファン
得能     お〜い!久馬さん
       バンド「ヴィーナス」のファン

今回の役名は、
劇中でもネタばれされているので判るように
「米米CLUB」のメンバーの名前ですね。
RYO-J/リョージ (坂口良治)
カールスモーキー石井(石井竜也)
BON(大久保謙作)
MINAKO(金子美奈子)
ベー(林部直樹)
フラッシュ金子(金子隆博)
ジェームス小野田(小野田安秀)
ジョプリン得能(得能律郎)
からのようです。


簡単なストーリーですが、

スタジオで練習中のバンド「ヴィーナス」。
ノリノリのところでいきなりベース担当の大久保が演奏を中止してしまい、脱退宣言。
脱退理由を尋ねるリョージに大久保は「ドラム、ベース、ベースで売れる訳ないやろ。お前らアホか。なに練習しとんねん。」と、憤る。
それだけでなく、ふざけてばかりで真剣にバンドの将来を考えないメンバーにいらつく大久保。
文句を云いすぎる大久保にそれまで茶化していたリョージも次第に腹をたて出し2人は衝突してしまう。
しかし、そこにマネジャーの林部が翌日の仕事を持ってきて一旦休戦。
その仕事は、「氣志團」のそっくりさんの「引き算」の前座の前座の前座の前座の前座の前座のバックバンドというしょぼいものだが、久しぶりの仕事にメンバーははりきる。
早速、練習に取り掛かろうとするが、緊張した竜也が落ち着くために水を飲みすぎて退室。
その後を大久保が追う。
竜也と大久保が出て行ったことで、2人っきりになるミナコとリョージ。
ミナコはロッカーから箒を取り出し、「現われる、現われない」と、箒の穂で占いを始める。
ミナコが占っているのは「ヒロが現われるか現われないか」。
かつて「ヴィーナス」でギターを担当していたヒロは、ミナコの恋人だった。
しかし、なぜかミナコが付き合う男性は皆早死にしてしまう。
ヒロまで事故で失った以上、2度と生きている人を好きにならないと云うミナコを励ますリョージ。
この機会にさりげなくミナコに対する自分の気持ちを告白するリョージだったが、冗談として受け流されてしまう。
照れ隠しにギターを練習していることをミナコに告げるリョージ。
しかし、ヒロを失った悲しみから立ち直っていないミナコは「ヴィーナス」に新しいギターリストを加えることに大反対。リョージが折角練習してきたギターを聞こうともしない。
結局、リョージの気持ちはうやむやになったまま、トイレから戻ってきた大久保たちと食事に出かけることに。
誰もいなくなったスタジオ。
それを見計らって、「ヴィーナス」ファンの小野田、得能、金子が勝手にスタジオに潜入。
一人見つからないかと心配する金子を尻目に機材で遊びまくる小野田と得能。
とうとう臆病な金子だけがスタジオから逃げ出してしまうが、すぐに戻って来る。
というのも食事に出かけていた「ヴィーナス」が戻ってきたから。
要領のいい小野田と得能は、さっさとスタジオ内のロッカーに身を隠すが、金子はタイミングを逃し仕方なくアンプの裏に身を潜める。
しかし、そんな場所では見つからない訳もなく、あっさりと「ヴィーナス」のメンバーにアンプの陰から引きずり出されてしまい床に顔を伏せて震えるしかない金子。
スタジオに不審者が現われたという知らせを受け駆けつけた林部は金子を泥棒と勘違いし、何故か持っていた拳銃でスタジオ内を撃ちまくる。
穴だらけになるスタジオ。でも、防音されているから大丈夫。
金子を取り囲んだメンバーは、彼の顔を見た途端、「ヒロ!」と、驚く。
なんと金子の顔はヒロと生き写しだった。
「ヴィーナス」のメンバーはミナコを除いて全員が「KISS」のようなメイクをしているため、ファンである金子もそのことを知らず、必死で自分がヒロではなく金子隆という男だと否定するが聞き入れてもらえない。
仕方なく、事情を説明してもらうため小野田の隠れ場所を密告する金子。
しかし、ロッカーから出てきた小野田は魔法使いハリー・オノッダーと名乗り、先ほど箒占いをしていたミナコはすっかり自分の願いを叶えるためにやってきたのだと信じ込む。
ヒロを甦らせるというミナコの願いを叶え終えたオノッダーは早々にこの場から立ち去ろうとする。
1人にスタジオに残されることを怖れる金子だが、「お前は『ヴィーナス』に入れるチャンスかもしれんのやぞ、お前。ピンチはチャンス!」と、小野田に言葉巧みに云い含められ「ヒロ」として残ることに。
上新庄の方に帰るオノッダーは、箒に乗って一旦飛び立とうとするが、「魔法が足りない」ため徒歩で帰っていく。
去り際、オノッダーがミナコたちに告げた甦ったヒロがこの世に滞在できる時間は24時間。
しかし、ヒロの蘇りを信じていないリョージは、金子を交えた練習に参加せず、スタジオから出ていってしまう。
素人とは云えファンである金子は何とか「ヴィーナス」のテーマ曲をメンバーと一緒に演奏する。
その演奏を聞いて林部は明日の仕事にヒロも参加するよう提案。
そして、新たに甦ったヒロのステージメイクを考えるメンバーたち。
仕事のある林部は退室し、その後を追ってミナコと竜也がトイレ、大久保がベースの弦を買いにスタジオを出て行く。
1人っきりになった金子は、こうなった以上抜け出すわけにもいかず、腹をくくって明日の仕事のためギターを練習し始める。
そこにリョージがロープを手にスタジオにこっそり戻って来る。
練習に夢中でリョージが入ってきたことに気がつかない金子。
その金子の首をいきなりリョージはロープで締め上げる。
「なんでいっつもオレの邪魔ばっかすんねん。」
あわやと云うときにスタジオに飛び込んでくる小野田。
実は、小野田の正体は大阪府警の刑事。
お通夜の席でにやけていたリョージを不審に思ったミナコが林部に相談し、ヒロの事故の真相を探るため潜入捜査してもらっていたのだった。
勿論、金子も刑事と判り、暴走するリョージ。
ナイフを取り出し、ミナコを人質に取る。
ミナコが好きになる男を片っ端から事故に見せかけて殺してきたリョージ「こいつ、好きになった奴が死んだら、オレを頼ってきてくれんねん。オレの胸で泣いてくれんねん。それが嬉しかったんや。」と、殺害の動機を吐露する。
しかし、全てがミナコに知られてしまった以上、もう終りだとミナコに向かってナイフを振りかざすリョージ。
間一髪のところで、1発の銃声が。
人質を取られているにも関わらず銃を構えていた小野田をとがめる金子。
だが、撃ったのは小野田ではない。
ロッカーの中から腹部を血に染めた得能が銃を片手に現われる。
「得能さん!」「得ちゃん!」と、驚く刑事2人。
「お前、どないしたん?こんな血だらけになって。何があったんや?と、尋ねる小野田に、得能も「いや、判らん。ここに隠れていたら何かいっぱい撃たれた。」
真相に気がつき青ざめる林部「…どうもすみませんでした。」と、頭を下げる。
落としたナイフを大久保に拾われたリョージにミナコは後ろから抱きつき、「リョージのこと好きやで。ちゃんと罪を償ってきて。待ってるから!何年でも。」と、告げる。
ミナコへの思いが通じ、すっかり観念したリョージは小野田に連行される。
負傷した得能を抱え、その後を追う金子。その前に「あの〜、返してもらえますかね?」と、林部に手を出す。
林部が持っていた拳銃は金子のものだった。
金子に「…これ、いつの間に盗ったんですか?」と、問われ「私、小さい頃から警察に憧れてまして。一度でいいから撃ってみたかったんです。」と、告げる林部。
林部の告白に金子「……もう!」
その金子のリアクションに納得がいかない得能「え?『もう』だけ?」
そんな得能に「あの〜、すみませんでした。」と、深々と頭を下げる林部。
そこまでされた以上得能も「…謝ってくれたからええけど。……あかんで。」
立ち去る刑事たち。
ミナコを気遣って「大丈夫か?」「もう今日は家に帰って休もうや。」と、心配げな大久保たちだが、ミナコのほうは今は歌を歌いたい気分。
その気持ちを察して、演奏の準備をする大久保と竜也。
ところが、竜也がドラムの前に坐った途端、「ブ!」という放屁音。
先ほどから得能がいたずらで仕掛けたブーブークッションに竜也が引っかかっているため、大久保が「またかい!」と、怒るが、実際放屁したのはミナコだった。


以上が大まかなストーリーです。
…軽く粗筋を書くつもりがえらく長なってしまいました。
感想はコメント欄にて。

0



2007/2/22  0:10

投稿者:ひつじ

>ほうほうほう!佳作ですか…!
まあ、そのくらい
「Teppo隊」と「魔訶不思議アドベンチャー」が酷いということなんですけど(^-^;;)
でも、ザ・プラン9ファンは意外と「魔訶不思議アドベンチャー」のような舞台のほうが好きかも?

「何かどこかで見たことがあるようなお話」のは判ります。
この「続きを見る」は昨日と今日とではまるまる内容を変えたのですが、昨日の段階では私も「ダジャヴー?」と、書いていました(^-^)
というか、これに限らず、最近のプランの芝居はツギハギされたお話が多いような?

まあ、ザ・プラン9の劇としてはほんとうに「ありきたり」なのでその点においてM−1やR−1でザ・プラン9を知って気になっている方には無難にお薦めできるかな?と、思いました。

放送された分では、スタジオのマイクで小野田が歌う「君がいるだけで」がもっともやりたい放題でした。
あんな凄い歌歌われたら、折角の「ヴィーナス」の演奏すっかりかすんでしまいますがな。
というか、あれだけ口からマイク離してあの声量って…。
結局、ファッションにしろ、上新庄に帰る話にしろ、「ばかやろぉぉぉ」にしろ、なだぎさんが一番美味しい役回りでしたね。



2007/2/21  23:46

投稿者:あいき

ほうほうほう!佳作ですか…!
わたしは何か、「何かどこかで見たことがあるようなお話」だととらえました…(笑)。
なんだか、ツギハギされたお話のような?
個人的にはつかっさんの演技が見れたこと、ギブさんの生演奏にしびれたこと…色々と良いな!と思うところは多々ありましたが。
話はちょっと、ありきたりかなぁ…?と思いました。
あと、恐ろしいまでに少ない久馬さんの出番…(笑)。
このお方の出番が少なくても別に構わないのですが、中之島の出番が少ない等言われていた頃だったので気になってしまって。
でも、ボケでカバーされていたのですね。わたしが見たときそんなにボケてらしたかなぁ…?(笑)
ちなみに最後の「笑えない状況なのに笑えたところ」、あっこはわたしも地味に好きです(笑)。
ヘッドライトの町田さんの細さはわたしも驚きました。ほっそいですよね!
(最初に町田さんがツッコミ役なもので、早く聞き慣れたギブソンさんのツッコミが聞きたくて聞きたくて仕方がありませんでした。笑)
灘儀さんの「ルージュの伝言」辺りは本当にやりたい放題で…!(笑)この男、コメディアンにつき、ですね。

2007/2/21  15:08

投稿者:ひつじ

感想にも字数制限があるとかで
感想2です。

それ以外にも久馬さんはところどころで細かいボケを披露して、出番の少なさをあっさりカバーしていました。
個人的には大久保のベースに貼ってあった「RED★STAR」のステッカーを見て「大久保の『大』」と云うネタが好きです。あと、ラストシーン。笑えない状況なのにここがこの舞台で一番笑えました。

ところで、浅越さんがやたら拳銃を撃つのは、「地上最低のショウ」の名残なんでしょうか?「ヴィーナス」のメンバーと比べると、かなり年上に見えてしまいます。

ヘッドライトのお2人は、やたら棒読みのところがありましたが、これからも共演して欲しいです。
町田さんがメチャメチャ細いのでビックリ。
ワイドビジョンのテレビで見たのですが、他の方が普段見ているより横に広がって見えるのに町田さんだけひょろひょろ。生で見たらもっと細く見えるんでしょうね。

仙道さん、冒頭のThe Shocking Blueの「Venus」と「ヴィーナス」のテーマ曲の生歌披露、素晴らしかったです。これは、生で見たら凄かったかも。

GAORAでの放送はあと1回です。

鈴木さんの確かな演技力
ギブソンさんのツッコミセンス
久馬さんのボケセンス
なだぎさんの「その男コメディアンにつき」度
浅越さんの…なんでしょう?切れた時の見た目とのギャップ?
を堪能できる作品に仕上がっていますので
M−1やR−1でザ・プラン9を知って気になっている方には
無難にお薦めできる芝居だと思います。

2007/2/21  14:52

投稿者:ひつじ

感想1です。

前回放送された芝居もん「Teppo隊」は折角、2回分ビデオに録画したのにあまりの詰まらなさから誰にもお見せできず「なかったこと」にしてしまいましたが、この「ヴィーナス」は、素直に面白かったです。
THE PLAN9の作品としては目新しいところはありませんが、佳作だと思います。
ただ、「Teppo隊」と、この後にうめだ花月で上演された「魔訶不思議アドベンチャー」の出来があまりに非道すぎるので却ってよく見えてしまうのかもしれません。


この「ヴィーナス」の後にあった本公演「銀行ノススメ」では、あまり出番がないせいか、鈴木さんとギブソンさんの見せ場が多く取られているようです。
この2人を中心に置くと2本の大黒柱となって、多少なだぎさんや久馬さんが脱線しても芝居の土台が揺れないような気がします。というか安心して芝居を見ることができます。
でも、この2人出番が多く目立っているにも関わらず、中盤にあるなだぎさんが歌う米米CLUBの「君がいるだけで」に美味しいところを全てもっていかれてしまいましたね。
マイクの位置、下すぎるし、途中から違う歌になってるし。
それでなくても、なだぎさんの衣装はあれは反則でしょう。
ぴちっとしたジーパン(ジーンズではなくジーパン)にサスペンダー、その下にトレーナーを半袖Tシャツの方からかけて胸のところで両袖を1つにしているなんて、80年代の大学生?
他にも「米米CLUB」やら「C−C−B」やら「ブーブークッション」やら「ルージュの伝言(というか魔女の宅急便)」やら「ブルージーンズメモリー」やら「ザ・ベストテン」やら、相変わらずシルバー組、世代限定ネタをやりたい放題ですね。
特に終盤の「ばかやろぉぉぉ」は「ブルージーンズメモリー」の歌詞の一部「さよならなんて云えないよ、ばかやろぉぉぉ」からですね。「ザ・ベストテン」でマッチこと近藤真彦さんが「くろやなきさぁぁぁん」と裂けんだのもある世代にとってはメジャーな話で、こんなネタ盛り込んでどうするの?


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