2011/5/2

ああ、それっていらないものだったのか  しばいデイズ

以前、お子さんを地元のミュージカル劇団に入れておられる
知り合いのお母さんがmixiでこんなことを書いておられました。




「演劇の演出家って必要なの?
演出家の違いを意識して見ている観客なんているの?
演出なんて誰がやっても同じでしょ?」


その方は音楽をやっておられた方だったので
交響楽団における指揮者を例に説明したところ

今度は

「指揮者なんか(演奏者は)誰も見てないよ。」

と反論(?)されてしまいました。





…マジでか?!


私は演劇も音楽も実際にやった経験がなったので
まったく鞭だったのですが
世間の常識では
演劇において演出は誰がやっても同じだし
交響楽において指揮者は必要ないものだったとは…。


さて、そのお母さんが最近書かれた演劇の疑問が

「演劇の稽古でのエチュードって必要なの?いらなくない?」
です。


ああ、たぶん、エチュードも必要ないのでしょう。

うん、きっとそうだ。

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2011/5/11  13:52

投稿者:ひつじ

紫音様

演劇経験者のご意見どうもありがとうございます!

紫音さんの意見だったら
友人も納得してくれたと思います!

私も「料理」に例えて説明しようかと思ったのですが
別の友人にクラシック音楽マニアの方がいて
その友人曰くCDを買う決め手は
曲でもなく作曲者でもなく楽団でもなく
「指揮者だ!」
と耳にタコが出来るほど力説されていたので
それを引用してみましたが、
文章の拙さからかまったく伝わらなかったです。

一応演出の有無を問題にしていた友人は
映画ファンで監督で見る映画を択んでいる方なので
「演劇に演出が必要か?」
という質問が出てくる自体私には「?」でした。
それを云ったら
映画も作品を書く脚本家と
それを演じる役者とカメラマンがいれば
監督なんて誰がやっても同じってことでは…。
とりあえず他の方が監督ではなく
「映画におけるカメラワーク」で説明して
ようやく
「舞台に出ないで全体を見る人が必要」
と納得されたようです。

最近「演出」で面白いなと思うのは
スカパーで見ている昔の時代劇「必殺シリーズ」で
出演者、脚本、撮影、照明が同じでも
演出家によって好みの回がはっきり出てしまいます。
エンディングでは最後に演出家の名前が出てくるのですが
「凄い!」と思う話はたいてい同じ演出家です。

2011/5/7  20:02

投稿者:紫音

お久しぶりです。演劇経験者の私の意見です。

普通に演劇や交響楽団で超有名な方(演劇なら宮本亜門さん、交響楽団なら小澤征爾さんなど)以外の舞台で演出家や指揮者を意識して観ることはあまりないですね。舞台ではまず役者や演奏者を見ます。もちろん役者や演奏者は大切ですが、その人達を支えるスタッフがいないと人様に見せる舞台はできません。役者は舞台上でお客さんにどういう風に見られているのか、また自分達の立ち位置や場面ごとにどう動けばいいのか分からなかったりします。そういう問題を第三者である演出家が客観的に見て役者に指導していくのです。
つまり、演劇という「料理」は脚本家の作った「レシピ」を「素材」である役者に「味付けする料理人」が演出家だと私は思っています。どんなにいいレシピでも最高級の素材でもそれを作る料理人の腕が悪いと不味い料理になってしまう。お客さんが料理を食べて「美味しい」と言ってもらえるように芝居を見て「面白かった」と言ってもらえるように演出家は必要なのです。指揮者も同じで、指揮者がリズムや曲の速さを演奏者に伝えることで演奏者同士息の合った素晴らしい演奏をお客さんに聞かせることができるからです。演出家や指揮者は誰から注目されなくても「縁の下の力持ち」として必要だと思います。

あと芝居の稽古でのエチュード、これは必要だと考えています。特にプロの役者には必要です。舞台は「生もの」であり、本番中に思いがけないハプニングやトラブルが発生したりすることがあります。そんな時そういった事態にもとっさに対処できる能力を身につけるために行うのです。

私の勝手な決め付けになってしまいますが、そのお母様は「我が子が楽しそうに舞台で活躍してたらそれでいい」と思ってるのかもしれません。でもお子さんが舞台で活躍できるのも裏で支える人達がいてこそなのだと私は言いたいです。

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