2011/1/25

今にして思えば…  しばいデイズ

「LEAD〜」の冒頭でのお詫び
「一人で何役も演じている人がいますが、
それは予算の都合上で伏線などではありません。」


こんなこと
舞台を見るにあたって
「一人何役」も
「それが伏線ではない」
こともしょっちゅうあることですし
わざわざことわるような注意事項でもあるまいし?
と思っていたのですが、


ザ・プラン9の場合は
そうでもなかったのですね。










先日行われた2011年大学入試センター試験の国語で
加納幸子「海辺暮らし」という小説の一部が出題されており
その一節に「ルル」という名前が出てきて、
その直後の文章で「猫」という言葉が
(何度も)対となって出てきているにも係らず
わざわざ注釈で
「ルル=お治婆さんが飼っている猫の名前」
と追記されており
(文脈から十分推測できることも)
「注釈がなければ判らない受験生がいる
と思われているのか?」
「いやいや待て待て、むしろここまで懇切丁寧に説明しないと
今の学生には読解してもらえないのか?」
と、もやもやした気分になったのですが、
それと「LEAD〜」の「お詫び1」は同じ感じがします。




<追記>

拍手コメントで
「冒頭のお詫びはギャグですって注も要りましたかな? 」
というご注意をいただきました(^-^;)

ありがとうございます。


成程成程。

確かに「予算の都合上」は笑いを誘っていますし
あれはギャグですね。

ただ、この「お詫び」を入れることによって
観客が笑いながらも
その後の芝居を
「一人何役」
「それが伏線ではない」
として見るよう促しているとは全く考えられないことなのでしょうか?

ギャグだとしても
舞台が始まる前にこれから見る舞台が
「一人何役」「それが伏線ではない」もの
として見てくださいと
舞台の見方を制限・影響するようなことを書いている以上
ただのギャグしてだけ「お詫び」されたとは思えないのですが…。

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2011/1/27  23:12

投稿者:ひつじ

拍手コメントを下さった方へ

私が見た回でも「お詫び1」が出た途端
客席から笑いが起こりました。

私はまともに「お詫び」として受け止めましたが
助言いただいたとおり
あれをギャグとして受け取った方も
多くおられたのです。

そう考えると、折角冒頭で
笑いを掴んだのですから
それを本編で利用することもできたのに
それだけで終わってしまってなんだか勿体無いです。

例えば、この舞台の中で
ギブソンさんは序盤で
ヒロインの前から余儀なく姿を消した1年後
普通であれば会うはずのない状況で
再会するという役を演じているのですが
そのときに冒頭の「お詫び」を逆手にとって
ヒロインが彼を受け入れることが出来ないあまりに
彼を全くの別人扱いすることで
笑いを取ることもできたのでは?

また、1人2役の川下さんが別の役柄で現われた時に
故意にもう一度この「お詫び」を出すとかでも。

いろいろ他にも使い道があったように思えます。

ここは独りよがりになりがちなブログですので
私が思いついていないようなご意見をいただけるのは
嬉しいです。
これからも何かあったら拍手コメントで構いませんので
是非お願いいたします。



2011/1/27  23:05

投稿者:ひつじ

紫音さま

4人になってからの最初の本公演「室内の人々」で
大阪公演ではただの着信音だったのを
東京公演では「ハッピーバースディ」の着メロに変えたり
なだぎさんがカメラを拝借するシーンがオーバーアクトになっていたり
と、それまで1度見ただけでは見逃しがちだった伏線に
わざわざ赤線を引くような描写が追加されており
それ以降ザ・プラン9の本公演は
どんどん判りやすいもの考えなくても笑えるもの
になって来ているように思えます。

これはザ・プラン9に限らず
受け手が若い人というわけでもなく
池上彰さんのブレイクに代表されるように
世の中の流れがそうなっているのかもしれません。

ともあれ今回の舞台。
物語的には辻褄が会わなかったり
ストーリーがご都合主義すぎ
と、ブログ等で指摘されている方を
何人かお見かけしたのですが
その方々がその指摘後押しなべて語っているのが
「『これは長いコントだから』
「『芸人の舞台だから』
その辺のストーリー的なことで突っ込むのは野暮だよね」
ということです。

この「コントだから」「芸人だから」は
作・演出・出演者の姿勢にも表れているように思えます。

「室内の人々」以降
伏線描写の粗さ
人物描写の雑さ
世界観の練りこまれてなさ
辻褄が合わないのにご都合主義に展開していくストーリー
が目立つようになっても
「笑い」や「ギャグ」でコーティングして
「それは芸人の舞台だから。
目の前のお客さんは笑わせているのだから。」と
作り手も観客も納得しているような…。

少なくとも以前は
芝居に盛り込まれる「笑い」にだけではなく
ストーリーにも他の演劇作品コント作品には見られない
ザ・プラン9だけの面白さがあったように思われます。

以前の「演劇より笑える」が
「演劇はともかく笑える」になってきて
本公演の新作が出ても
「かつてザ・プラン9本公演が好きだった方々」には
お薦めできない作品が続いているように思われます。




2011/1/26  22:31

投稿者:紫音

お久しぶりです。紫音です。
遅ればせながら新春公演観劇お疲れ様です。

冒頭にそんなお詫びがあったんですね。でも演劇では一人が何役も演じる芝居はけっこうありますし、TEAM NACSの公演でも一人が3,4役という公演があったりします。ただその場合「○○は今は××の役だよね?」とちょっと混乱したりしますが、それも含めて考えながら観るのも面白かったりします。

私は観に行ってないので強くは言えませんが今回の冒頭のお詫びは正直いらなかったなと思います。大体プランに限らず芝居など観に行く時に最初から伏線を期待する人はまずいないでしょうし(いたとしてもごく一部のファンぐらい)ボケだとしても「予算の都合上」とか言われたら本気にする人もいるでしょう。観に行った方のブログで「台本だけでなくパンフレットまでなかった」という書き込みを見て私はちょっと信じてしまいましたよ…。

それよりお詫びや説明を入れないと理解できない読解力の乏しい人がいるという現実を知って「今の若者は自分で考えることすらできなくなってしまっているのか」と悲しくなりました。

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