2010/3/24

日刊サイゾー「人気芸人・なだぎ武が"R-1ぐらんぷり"決勝戦での苦悩を語る」  わらいデイズ



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大変な努力をなさっていることは痛いほど判りましたが、
「優雅に泳ぐ白鳥も水面下では激しく足を動かしている」的なことを
ご自分の口から世間に吹聴してしまうのはどうかと…。

私も一社会人ですから、1つの仕事を完成した際
そこに行きつくまでのプロセスも含めて評価して欲しいお気持ちは判ります。
でも、大概そういう場合「結果」でしか評価されないのも経験しております。

特に芸人を含めたエンターテイナーは稽古や修行と云う過程よりも
まずは「結果」で全てを判断されてしまう職業です。

特に「笑い」を生み出すお笑いは
芸人が生みの苦労や苦悩をひた隠し
それらを表情や動作、声や科白に微塵も見せないからこそ
視聴者も観客も余計なことを考えず気持ちよく笑うことができると思います。

なだぎさんのように
普段から受けないときには「スベったスベった」と声に出して申告したり
今回のインタビューのように自らの苦悩を語ることも大事なことかもしれません。

でも、だからどうしろと…?

以前、バッファロー吾郎さんがKOCを征したときにも
地方の番組で
「5年で世間飽きられると思うから
またアンダーグラウンドに戻って好きな笑いをしよう!」
といった激励の手紙を読まれて
会場中を感動の渦に巻き込んでおられましたが
不特定多数が目にする公共の番組(youtubeにもアップされています)で
こういったことを語るのは、
「KOCで優勝しても所詮一時的な人気にしか結びつかないし
自分のやりたい笑いができるわけでもない」
と、ネガティブに解釈される危険性だってなきにしもあらずです。
KOC運営サイドとしても余りいい気持ちがしないかもしれません。
少なくともKOCはゴールではなく次へのステップだと思うのですが…。


なだぎさんの仰っていることは正論ですが
夢売る仕事の人に現実を見せ付けられては
受け手としての私はそれを云われてどんな顔をしていいのか判りません。

このブログでファンの方とコメントのやり取りをして思うのは
ザ・プラン9のファンはとても優しく
メンバー(や共演者・スタッフ・他のファンも含め)に対して
常に気を遣っておられて※
笑いのクオリティよりも芸人の気持ちや体調を鑑みて
笑いを生む苦労を自ずから察してその苦労も含めた上で笑ってくれる方が
とても多いということです。
だからこそ、なだぎさんもこういう本音を語れるのかもしれません。

それはとても素敵なことですが
来年、R−1に出場するなだぎさんを見ている視聴者が
「毎日寝れないんだろうなぁ。苦しいんだろうなぁ。気の毒だなぁ。」
と思ってくれたらはたしてなだぎさんは嬉しいのでしょうか?
それにR−1だけが仕事ではないのですよ?
他の仕事だって同じくらい見に来るお客さんにとってはなだぎさんとの「一期一会」にあたります。
R−1以外の仕事もまた大事なのでは?


ところで、
「兎は淋しいと死ぬ」が嘘であるように
「優雅に泳ぐ白鳥も水面下では激しく足を動かしている」と云うのも
「幻想」だそうです。

この手の動物ネタにいくつ騙されてきたことか…。


(余談)
「今年、芸歴20周年なんですよね。だから自身への挑戦っていうことで、R-1 に挑戦したかったんです。」
と云うことは来年はR−1にはエントリーならさないのでしょうか?

20周年と9周年、どちらが「重い」かといえば、やはり前者なのでしょう。
インタビュー記事からは「ザ・プラン9としてのなだぎ武」が全く見えてこないのが
少し淋しいです。
4人揃っての唯一の番組が終了することもあって
今年の抱負でも仰っていたように
これからはソロに力を入れていかれるのかもしれません。

あちらこちらで志村けんさんと比べられておりますし
「舞台寄り」などと仰らず
テレビコントの道も今から切り開いて欲しいです。

と、今夜放送の「バカ殿」を見ながら思ってみたりして。



※これはザ・プラン9ファンに限らず、
自分以外の人や世間に対してとても気を遣い
マナーを守り周りを不快にさせないよう心を配っている方は
とても多いと思います。
その反面、他人が気を遣わないことに
厳しい面も持っておられると思います。

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2010/3/25  14:11

投稿者:ひつじ

紫音様

コメントありがとうございます!

紫音さんの仰るとおり、灘儀さんのインタビューからは生真面目さが滲み出ていますね。
芸風と素の真面目さのギャップが灘儀さんの魅力の1つなのでしょう。

ただ、「芸人として表現者であり続けたい」と云う思いは作・演出・出演を一人で賄えるピンのネタでなら生かすこともできますが、他人が作った芝居(THE PLAN9本公演)の中では難しいように見えてしまいます。
灘儀さんがやりたいことがザ・プラン9の中でできているのかどうか気になります。

ところで、私は地方に住んでおりますが、だからと云って劇場に足を運べないほど交通事情が厳しい所に住んでいるわけでもないので何とか劇場に舞台やコントライブを見に行くことができます。
ただ、それはまだ恵まれている方で多くの方がTHE PLAN9や灘儀さんの生の舞台を見たくても簡単に見にいくことができません。
R-1決勝戦をテレビの前で首を長くして待っていたファンも多いと思います。
だからなのか、灘儀さんがテレビなどの公共メディアではなく「舞台寄り」と自分で自分を型に嵌めてしまっていることに少しばかりの憤りを感じてしまいます。
確かに舞台はお客さんの反応を直に見ることができ、それに応じて「笑い」を広げていかれる灘儀さんにとってはやりやすい場所かもしれません。
でも、そんなふうに自ら活躍の場を狭めてしまうのは勿体無いです。

>志村けんさんと比べられてるという話は初耳ですね。
ネットサーフィンしているときに目にしたため、どこで比べられていたのか判らなくなってしまいましたが、おそらくドリフターズと個々のメンバーとして見た場合グループから一つ頭抜きん出たところや「笑い」に対する姿勢が比較されたのではないでしょうか?
志村さんもドリフもテレビのイメージが強いですが、代表作の「8時だよ!全員集合」が舞台公演があったことを考えると、ザ・プラン9と被って見えるところがあるのかもしれません。
20年ほど前のスタジオコントだけでも視聴率を稼げる時代であれば、灘儀さんやプラン9も「舞台寄り」ではなくむしろ「テレび向き」の芸人となっていたかも…。

>単に口下手なだけなのかもしれませんし。
「慎重すぎるほど慎重なのにどこか怖ろしいほど無防備」
私はなんだか灘儀さんを見ているとそんなふうに見えてしまいます。

2010/3/24  22:40

投稿者:紫音

記事を読んで「へ〜大変なんだねぇ」という感想しか出てきませんでした(苦笑)。

私自身ずっと思ってきたことなんですが、こういうインタビューでのなだぎさんて芸人の割に真面目すぎると思います。他の芸人さんのインタビュー記事では所々笑える箇所があったりして読んでて楽しいものですが、なだぎさんは真面目すぎてあまり笑えないんですよね(かといって久馬さんみたいにボケまくりで本心が見えないのもどうかと思いますが…)。芸人ならば少しはインタビューでも笑いの要素を入れてほしいと思います。

志村けんさんと比べられてるという話は初耳ですね。でも、志村さんは元々テレビでその才能を発揮していましたし、テレビでの笑いの見せ方をよく知ってるので、長い間劇場でネタをしていたなだぎさんと比べるのはちょっと違うんじゃないかなと思います。

あと、なだぎさんの口からプランの話がほとんど出てこないのは、プランには途中加入のうえに一番先輩なので他のメンバーよりプランに対する愛情は薄いのかな?と私は思います。まあ、あの例の件でも一方の方はいろんな所で喋ってたのに対してなだぎさんはほとんど喋らなかったですからね。単に口下手なだけなのかもしれませんし。

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