2009/4/1

マンガの実写映画化はアリかナシか  えいがデイズ


というテーマで討論が行われた「お〜きなアナ アリ山ナシ吉」。

マンガのアニメ化すら許さない「ナシ吉」のヤナギブソンさんに対抗し
「アリ山」を主張する灘儀さんが例に持ってきた作品が
なんと、永井豪先生の「デビルマン」。


実写映画のみならず日本映画史上に最大の汚点を残したとも云われる
「デビルマン」をもってしてどう「ナシ吉」に反論するのか?

反論するのに
ここまで「アリ山」に不利極まりない作品をチョイスするなんて
灘儀さんって人はやはり只者ではないな、と思っていたところ

当の灘儀さんは



「デビルマン」と云う作品は、まずアニメから入り
後に原作であるマンガ「デビルマン」を知ることとなり
そこから永井豪作品を通して物凄く世界が広がっていったという
オチも笑いもない極めて全うな意見をなさいました。

理論的にはアニメから原作という入り方をし
その原作の方を絶賛してる時点で
ギブソンさんの云うマンガのアニメ化は見ないという
論点から少々ずれています。
灘儀さんの考えだと「まず映画・アニメを取っ掛かりに。」ですが、
ギブソンさんの場合、そこを通過せずとも原作に行き着くわけですから
灘儀さんの説得の仕方ではあまり意味がないように思われます。
(こういう論点のずれ方、晩秋公演「SLIDE AWAY(以下略)」の前畑もそうでした。その前畑の話を秋宮が鵜呑みにし、宮崎は前畑の話を聞きながらも自分の意見を持っているところとかも。覚王山さんはメンバーを良く見てますね。)
しかも、この話
今回「マンガの実写映画化はアリかナシか」
がテーマであるにもかかわらず
肝心の那須監督の「デビルマン」にはまったく触れることなく
話を終えてしまいました。



…あれぇ?


テーマ「マンガの実写映画化はアリかナシか」である以上
そこまで「デビルマン」への思い入れを話したら
映画「デビルマン」は外せないでしょう。
映画を肯定するにしても否定するにしても
途中から「スパイダーマン」にシフトすることなく
同じ悩めるヒーロー者である映画「デビルマン」で語って欲しかったです。
芸人、そしてラジオパーソナリティーとしては。
(でも、灘儀さんの話の「スパイダーマン」を折角なんで
「デビルマン」に脳内変換するとそれはそれで
云いえて妙な具合になっており、面白いです。)


「デビルマン」が出た時点で
「ナシ吉」派にとって反論するのに
これ以上無いかっこうの材料が与えられているのですが
マンガ発信の他メディアを見ないギブソンさんでは
全く使い道がなかったようです。



確かにこの番組のリスナーにとって
「デビルマン」と云われてもピンとこないかもしれません。
10分足らずのコーナーですし、
大阪の一芸人グループが己がファンに対し発信しているラジオ番組では
この程度の扱いで充分なのでしょう。





でも、これでは、灘儀さんをはじめザ・プラン9メンバーが
(ホームである大阪以外の)フリートーク番組に呼ばれないのも仕方ないような…。



一応トーク番組とも云える「お〜きなアナ」ですが

台本の無いフリートークさの面白みで勝負している番組の割には
フリートークの基本(?)である
@話題を提供する
A話題を受け止める
B全体の流れを見る
ができていないように思います。

特にBができていません。

「お〜きなアナ」の場合、コーナーにもよりますが
たいていの場合、リスナーからの投稿の内容を踏まえて
@メンバーのうちの誰か(主に灘儀さん)が
それに係る個人的な話題を提供します。
Aその話題を受けとめる側(主に浅越さんかギブソンさん)は
たいがい相槌かボケ(ボケるのは久馬さん)で受け止めています。
Bで、最終的にはグダグダのまま浅越さんが強引に終結させて
次の話題に換えてしまいます。

また、たまに全体の流れを考えず、
それぞれが自分勝手に喋っているように聞こえる時もあります。
リスナーの投稿に対しても、リスナーの話を掘り下げることをせず
そこから自分達のプライベートな話に転換してしまうことが多いため、
リスナーの投稿の多くも
「みなさんはどうですか?」
「みなさんの体験談を聞かせてください」
という文章で締めることが多いようです。

上手く云えませんが、この番組にしろ
先日の京橋花月にしろ、今のザ・プラン9のトークやゲームは
まるで「指揮者不在のオーケストラ」のようです。

生放送ではないのに、「行き当たりばったり感」がします。

折角「お〜きなアナ」というトーク番組を受け持っているのですから
この番組をフリートークの勉強の場にして欲しいと思っているうちに
2年があっという間に過ぎてしまいました。

4月は3年目に突入します。
これからいったいどうなるのでしょう?




ところで、「マンガの実写映画化はアリかナシか」として
「アリ山」意見にて
日本のマンガではなくアメコミの実写化成功を取り上げていましたが
簡単に見ることのできる映画はともかく
原作のアメコミの方を読んでいる方ってどのくらいおられるのでしょうか?
(アメコミの日本語版コミックスは定価が高い!!)
日本のマンガの実写映画化とアメコミの実写映画化とでは
日本の観客にとっては微妙にニュアンスが違うと思うのですが…。

映画を見る前に「ウォッチマン」の原作が読みたいのですが
なんか再販分も今からですと手に入りにくく悔しい思いをしております。


後、「シティハンター」の映画化は香港ということを考えても
灘儀さんの仰るようにあれで「アリ」だと思います。

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※映画「デビルマン」
原作を愛していればいるほど、どうしようも赦しがたい実写映画の代表作。
この映画を撮った那須博之監督は、映画雑誌「Hiho」誌上で
その年の「死んで欲しい映画関係者」というアンケート企画で
堂々1位となり、その後本当にお亡くなりになったという裏話も含め
マンガ実写映画を語る際には外せない作品。
ちなみに私は「デビルマン」は原作から入ったため
ギブソンさん同様アニメの方は見れません。
それだけ原作が凄すぎます。

それから補足ですが、デビルマンは
ウィキペディアにもありますが
マンガを元にアニメ化したわけではありません。
最初からマンガとアニメは別物です。






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