続き
八木為三郎
*最初の屯所のあった壬生の豪商八木家の次男坊。この方が多くの新選組のことを後世に残したといってもよい!因みに芹澤鴨粛清の折、足に怪我をおった。その事を沖田はとても悔やんでいたという。更には、原田が長州の間者を斬殺した所を目撃したり、池田屋事件の凱旋を昼飯食べながら迎えたりと普通じゃ出来ない経験を沢山した(笑)
むっつりしていて余り物を云いません
佐久間象山の(駄目)息子
近藤先生に助役土方歳三と申す人至極親切に致しくれ申し候
松本良順:医者
*屯所に病室を作るよう指示した人。豚を飼って其れを食べるよう指示。土方のよき理解者。
・歳三は鋭敏珍勇、百事を為す稲妻の如し
・近藤に誤謬(ごびゅう)無きは歳三ありたればなり
(近藤がここまでこれたのは歳三のお陰)
渋沢栄一
・土方と云うのは割合に理屈も分かる人間だった
・近藤の次にいた土方歳三と言うのが中々相当の人物で
富岡三蔵
余、其傲慢、人をかろんずるを憎む
杉浦清介
頗(すこぶ)る威張る
千葉弥一郎
この人は温厚な君子人で近藤のように覇気が無かったが(中略)私など土方と対座しても決して嫌な感じが起こらずまことに親しみのある人物だと感じた
加藤弘之
深沈の気あり、土方怒る時は近藤以上に荒れる。幕府では近藤御し易し、土方は御し難し
鈴木某
人を容るる量もあり容易に怒らず
村山鎮(まもる)
其副頭で土方歳三と云う者があったが是も人才
勝海舟
一奇子なり
(世にも珍しいすぐれた人物)
桑名藩士:中村武雄
土方歳三は従来新選組の副長にて機智勇略兼ね備えたりたる故、参謀と定め
西村兼文
土方歳三は常野奥羽の各所に於いて勇戦、衆目を驚かす、宇都宮攻撃の働きなど官軍にも寒胆せしむる程也
沢忠助:新選組隊士(近藤の馬丁だった)
智勇兼備の名将とは土方殿の謂ひなるべし
永岡清治
時に土方歳三福良に陣し方面に任じて白虎隊の隣舎にあり。常に少年と親しみかつ談話して士気を励ます
【参考文献】
新選組三部作
新選組剣客伝
歴史群像シリーズ土方歳三
一目瞭然なのですが、土方と敵対心のある方はかなり印象が悪いです。
逆も然り。味方はかなり好意的で褒めちぎってます。

0