2021/1/23 20:27
自動車のスピードの罪を懺悔します 人文(Greco-Roman)
私が自動車で出した最高速度は157キロです。
ただしこれはこれから書きますが、意識を取り戻した後で、おそらく165キロくらい出したと思われます。
この間思い出そうとしたら記憶があいまいになってきたので、ここで懺悔しようと思いました。
北陸自動車道はだいたいにおいて広い道ですが、山間地を走るためたまに片側一車線のところがあります。
私はその頃、飛騨などにたびたび出かけ、富山まで行くこともありました。
片側一車線のところを土岐に向け普通に走っていたら、後ろから派手なデザインの改造スポーツカーと思われる車が迫ってきました。
スピードが出るので、それから私の車にぶつけるように近づき離れ、オタオタする私を見て楽しんでいました。
バックミラーを見ると、同乗者たちと笑っていました。
私がブレーキをかけたらぶつかる危なさで、走る位置を変えながら走っていたのですが、数キロにわたってもみあいが続き、私もだんだんスピードを上げていったのですが、捕まって一気にぶつかる勢いで来て・・・そこで意識がなくなりました。
そのあと数分間記憶がないのです。
「黒い私」が出てしまいました。
すれ違う車のドライバーが、「何てスピードを出しているんだ」という不安そうな目でこちらを見て、意識を取り戻しメーターを見たら157キロを指していました。
「あの車は」と思い後ろを見たら、はるか彼方に引き離していました。
それからだんだんと速度を落としていると、しばらくして後ろの車が追いついて来て、あるトンネル近くで横に着きました。
さっきのふざけた雰囲気はなく、横を見ると皆真っ青になっていて、「あの・・・抜いていってよろしいでしょうか?」という感じで、こちらをのぞきこみながらしばらく並走し、私がスピードを変えないのを見て礼儀正しくゆっくり抜いていきました。
いったい何キロ出したのか?
改造スポーツカーとやりあって、圧倒して引き離しているのです。
ひょっとすると165キロというのも超えて、ノートが出せる最高速度に近いスピードで走ったのかもしれません。
後ろの車は、その気になれば200キロくらい出せたはずですから。
危険を感じ減速したのだと思います。
それを大きく引き離したということは、控えめに考えて推定165キロということで懺悔します。
まだあの頃は40代前半で若かった。
そして後方の方向指示器が上の方についていたノートは、重心が低くかなりのスピードが出ました。
あんなスピードを出してぶつかれば、一発であの世ゆきです。
ただああいう感じで、「黒い私」が出て意識がない状態で、仮に捕まったとすると「記憶にない」としか言えないのですが、何と言えばいいのでしょう。
「黒い私」が出てきたのは20年ぶりくらい、あの後は一度も出てきていません。
ただなっている時の記憶がないので、そう思うとしか言えないのですけど。
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ただしこれはこれから書きますが、意識を取り戻した後で、おそらく165キロくらい出したと思われます。
この間思い出そうとしたら記憶があいまいになってきたので、ここで懺悔しようと思いました。
北陸自動車道はだいたいにおいて広い道ですが、山間地を走るためたまに片側一車線のところがあります。
私はその頃、飛騨などにたびたび出かけ、富山まで行くこともありました。
片側一車線のところを土岐に向け普通に走っていたら、後ろから派手なデザインの改造スポーツカーと思われる車が迫ってきました。
スピードが出るので、それから私の車にぶつけるように近づき離れ、オタオタする私を見て楽しんでいました。
バックミラーを見ると、同乗者たちと笑っていました。
私がブレーキをかけたらぶつかる危なさで、走る位置を変えながら走っていたのですが、数キロにわたってもみあいが続き、私もだんだんスピードを上げていったのですが、捕まって一気にぶつかる勢いで来て・・・そこで意識がなくなりました。
そのあと数分間記憶がないのです。
「黒い私」が出てしまいました。
すれ違う車のドライバーが、「何てスピードを出しているんだ」という不安そうな目でこちらを見て、意識を取り戻しメーターを見たら157キロを指していました。
「あの車は」と思い後ろを見たら、はるか彼方に引き離していました。
それからだんだんと速度を落としていると、しばらくして後ろの車が追いついて来て、あるトンネル近くで横に着きました。
さっきのふざけた雰囲気はなく、横を見ると皆真っ青になっていて、「あの・・・抜いていってよろしいでしょうか?」という感じで、こちらをのぞきこみながらしばらく並走し、私がスピードを変えないのを見て礼儀正しくゆっくり抜いていきました。
いったい何キロ出したのか?
改造スポーツカーとやりあって、圧倒して引き離しているのです。
ひょっとすると165キロというのも超えて、ノートが出せる最高速度に近いスピードで走ったのかもしれません。
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