2020/11/15 16:08
小学館の「鞍馬天狗」(5巻 大佛次郎著)を読み終えました 読書人(4.23は本の日)
数年前に大佛次郎の「赤穂浪士」を読んで、大佛次郎の文学の面白さを知りました。
そして「鞍馬天狗」を読もうと思いました。
小学館の鞍馬天狗5巻は鞍馬天狗選集です。
たくさん書かれた鞍馬天狗のうち、特に名作と言われる作品を選んだものです。
1巻の「角兵衛獅子」はやはり名作ですね、映画の鞍馬天狗は正義の味方でチャンバラの英雄で、それはそれでよいと思いますが、原作は美男子で、憂国の志に燃えた人物です。
鞍馬天狗というのは謡曲にあるそうで、鞍馬山で源義経に兵法と武術を教えた天狗のことを指すそうです。
珍しいと思うのは、鞍馬天狗はあくまで「鞍馬山の天狗」であり、正体は最後まで明かされないことです。
これは珍しい設定だと思います。
つまり鞍馬天狗というのは、人間ではなくかつては源平合戦、そして明治維新といった時代の節目にあらわれる天狗であるということです。
人の姿は仮の姿にすぎない、だから正体は明かされないのだと思います。
また時代の転換点がくれば、どこかに現れるのでしょう。
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そして「鞍馬天狗」を読もうと思いました。
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