2008/3/28 22:36
平城京キャラと「市民の声なき声」 文化国家(Kulturstaat)
何でも南都二六会という密教系の僧侶で作る団体が、平城京キャラについて再考してほしいと平城遷都1300年祭記念事業協会に提出したとのことです。
いくつか調べて見たのですがどうも僧侶の親睦団体のようです。
ですが・・・はっきり申し上げて反対運動は一部の人が考えているほど盛り上がっておりません。
インターネットで発言している人は市民のすべてではありません。
現実として「声なき声」は存在するのです。
制作者のホームページを見ますと、いまだに大量の激励のメールがくるとのことでわずか1週間で400件に近い激励メールがいまだにきているということです。
それに対し反対派はインターネットで署名活動をはじめたものの、さっぱり集まらないというのが現実のようです。
愛称募集段階でも10対1で賛成派が有利でした。
そしてその差は当時どんどん広がり、愛称募集最後は12対1ぐらいになっていました。
制作者への激励メールの方が、いまだに反対署名の勢いをはるかに上回っております。
反対派は街で聞いたら反対と賛成は10対1で逆だったと主張していますが、あの人たちのような人たちに道端で聞かれたら私だって「珍しいデザインですよねー」と答えると思います。
そういったことも「一般的ではない」(=反対)と解釈すれば、そのような結果にもなると思います。
それに反対署名の勢いは愛称募集が終わり、急速に冷却してきてもいるようです。
今回の件で起死回生を狙っているのかもしれませんが、何か祭典を妨害しようとしているようにしか見えないのです。
お坊様に意見を言うようで畏れ多いことではありますが、仏に鹿の角が生えているのは仏を冒涜していることでしょうか?密教で大切にされる聖天様は象の姿の仏様ですし祇園社の牛頭天王様は頭は牛で体は人間です。
一時期話題になった蘇民将来様も牛の頭の異形の神様です。
特に密教系は異形の仏様が多いのではないでしょうか?
それに今はチベットの仏教僧侶虐殺事件の方が、はるかに重要事件ではないでしょうか?
仏に動物の姿があれば冒涜とおっしゃられるのであれば、聖天様と牛頭天王様は仏教を冒涜する仏様ということになってしまうのではないでしょうか?
仏教においてはキリスト教やイスラム教に「偶像崇拝」と言われるように、異形の仏様がきわめて多いのです。
鬼や悪神も帰依する仏教が、「動物の角のある子供なんてけしからん」といって排除してよいものなのでしょうか?
徳のあるお坊様達の言うことなのでありそのような意見もあるとは思いますが、一度しか見ておられないということなので、「それであればまだ違和感のある段階なのだろう」と思いました。
あの作品は長期にわたり使用することを考えていると思われ、見れば見るほど味が出る芸術作品です。
お坊様の意見もいろいろおありだと思いますが、民意は明白に賛成なのです。
何度もなじんでいくうちに、お坊様にも必ずそのすばらしさはわかります。
今流行のすでに陳腐化しだしているデザインのキャラクターでは、2年後の平城遷都1300年祭は絶対成功しないものと私は信じます!
蔵王権現様のような超エネルギーがあの祭典には絶対必要なのです。
約1万5千件の大量応募があった「市民の声なき声」が無視されてはならないと思います。世論は声をあげる人のみのものではないのです。
為政者は「市民の声なき声」にも耳を傾ける義務があると思います。
一部の強硬な信徒の意見にお坊様も押されて、意見書を出さざるおえなくなったもの私は考えます。
それはそれでお坊様として正しい行動であると私は考えます。
(平城遷都1300年祭マスコットキャラクター)
http://www.1300.jp/080212mascot/mascot03.pdf
(奈良新聞記事)
http://www.nara-np.co.jp/n_soc/080328/soc080328b.shtml
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いくつか調べて見たのですがどうも僧侶の親睦団体のようです。
ですが・・・はっきり申し上げて反対運動は一部の人が考えているほど盛り上がっておりません。
インターネットで発言している人は市民のすべてではありません。
現実として「声なき声」は存在するのです。
制作者のホームページを見ますと、いまだに大量の激励のメールがくるとのことでわずか1週間で400件に近い激励メールがいまだにきているということです。
それに対し反対派はインターネットで署名活動をはじめたものの、さっぱり集まらないというのが現実のようです。
愛称募集段階でも10対1で賛成派が有利でした。
そしてその差は当時どんどん広がり、愛称募集最後は12対1ぐらいになっていました。
制作者への激励メールの方が、いまだに反対署名の勢いをはるかに上回っております。
反対派は街で聞いたら反対と賛成は10対1で逆だったと主張していますが、あの人たちのような人たちに道端で聞かれたら私だって「珍しいデザインですよねー」と答えると思います。
そういったことも「一般的ではない」(=反対)と解釈すれば、そのような結果にもなると思います。
それに反対署名の勢いは愛称募集が終わり、急速に冷却してきてもいるようです。
今回の件で起死回生を狙っているのかもしれませんが、何か祭典を妨害しようとしているようにしか見えないのです。
お坊様に意見を言うようで畏れ多いことではありますが、仏に鹿の角が生えているのは仏を冒涜していることでしょうか?密教で大切にされる聖天様は象の姿の仏様ですし祇園社の牛頭天王様は頭は牛で体は人間です。
一時期話題になった蘇民将来様も牛の頭の異形の神様です。
特に密教系は異形の仏様が多いのではないでしょうか?
それに今はチベットの仏教僧侶虐殺事件の方が、はるかに重要事件ではないでしょうか?
仏に動物の姿があれば冒涜とおっしゃられるのであれば、聖天様と牛頭天王様は仏教を冒涜する仏様ということになってしまうのではないでしょうか?
仏教においてはキリスト教やイスラム教に「偶像崇拝」と言われるように、異形の仏様がきわめて多いのです。
鬼や悪神も帰依する仏教が、「動物の角のある子供なんてけしからん」といって排除してよいものなのでしょうか?
徳のあるお坊様達の言うことなのでありそのような意見もあるとは思いますが、一度しか見ておられないということなので、「それであればまだ違和感のある段階なのだろう」と思いました。
あの作品は長期にわたり使用することを考えていると思われ、見れば見るほど味が出る芸術作品です。
お坊様の意見もいろいろおありだと思いますが、民意は明白に賛成なのです。
何度もなじんでいくうちに、お坊様にも必ずそのすばらしさはわかります。
今流行のすでに陳腐化しだしているデザインのキャラクターでは、2年後の平城遷都1300年祭は絶対成功しないものと私は信じます!
蔵王権現様のような超エネルギーがあの祭典には絶対必要なのです。
約1万5千件の大量応募があった「市民の声なき声」が無視されてはならないと思います。世論は声をあげる人のみのものではないのです。
為政者は「市民の声なき声」にも耳を傾ける義務があると思います。
一部の強硬な信徒の意見にお坊様も押されて、意見書を出さざるおえなくなったもの私は考えます。
それはそれでお坊様として正しい行動であると私は考えます。
(平城遷都1300年祭マスコットキャラクター)
http://www.1300.jp/080212mascot/mascot03.pdf
(奈良新聞記事)
http://www.nara-np.co.jp/n_soc/080328/soc080328b.shtml
