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2007/9/8  9:58

相撲力とフィットネス(1)  心氣体(fitness)
 もうじき9月場所なのですね、白鵬関が稽古で17人抜きをして好調だそうです。宮城野親方の件は白鵬関本人とは関係ありませんが、時津風部屋のほうはどうなのでしょうか?このまま放置してよいとも思えません。

 ところでよく朝青龍関が稽古嫌いという話が出ますが、もともと大変な稽古好きだそうで、高砂親方も稽古好きをかって若松部屋にひきとったということです。
 若松親方が高砂部屋になったのに伴い朝青龍関も移籍したのですが、そこでの若松部屋の猛稽古を若松部屋でやったら怪我人が続出し問題になったようです。やはり高砂部屋は名門ですが古い部屋なので大変なのだと思います。

 ところで、グーグルブックで高砂親方夫人のインタービューの入った本の一部を見て、その中に別の部屋の荒汐部屋のモンゴル人力士の話が出ており、やはり最初食事になじむのが大変とのことで、ごはんにヨーグルトをかけて食べていたりしていたそうです。やはり朝青龍関や朝赤龍関も最初は大変だったのではないでしょうか?日本語の問題もありますし。コミュニケーションの問題は、日本語ができるようになってもあると思います。これもあるブロガーの方が指摘していました。(「おかみさん学:なぜ人を育てるのがうまいのか」 宮崎里志著 PHP研究所) 

 一人横綱に朝青龍関がなったあたりからめっきり稽古量が減り、なぜあまり稽古していないのになぜ優勝できるのか不思議がられました。しかし体つきや相撲を見れば稽古をしていない人間ではないことがわかります。
 それを見た人の話を読んでも、「他の力士と全然違う、すべて筋肉でずば抜けている」と感想を書いておられました。
 推定ですが、今はフィットネスをつけることに重点を置いているのではないでしょうか?
 スポーツにはそれぞれのスポーツにあわせた体力が必要で、火事場の馬鹿力でないスポーツに適応した体力をフィットネスといいます。健康パワーのような意味合いにも使われますが、「剛力」に対し「柔力」のような意味合いでしょうか?相撲では伝統的に相撲力と言うことばがあり、ほぼフィットネスと同じ意味だと思われます。
 
 稽古においてぶつかり稽古や実戦稽古もありますが、ラグビーでは実戦練習は少なめにし、走りこみ等のフィットネスをつける練習を最近増やしております。実戦練習は「集中力で少なめに高い質で」と言われます。

 相撲でも「もう少し歩け」と言われます。武蔵丸関が部屋から上野の西郷隆盛像まで歩いて下半身を鍛錬したことがありましたし、北の湖理事長も現役時代自転車で足腰を鍛錬していました。これはフィットネスをつけるためによいのです。

 相撲の稽古には、スポーツ学者の間からかねてから疑問の声が出されております。早朝から稽古し午前中に稽古を終え、昼寝と早寝早起きの生活をするのはよいのですが、朝食を食べないで稽古をし、昼食を大量に食べて昼寝をすると、肥満体質になるだけで筋肉質の力士理想の「強い体」にはならないといいます。朝食を食べると吐いてしまうという力士の声もありますが、少しでも食べて基礎訓練からはじめてフィットネスをきちんとつけ、そこから実戦練習をはじめるのが理想的なようなのです。

 
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