携帯の画面にはいる文字数じゃ伝えきれないことばかりです (振戸りく)
未熟者と呼んでください。
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かんたん短歌blogが更新されました。
五月四日までの歌。
「皆さんは何を期待して、短歌をつくっていますか?」
以前、枡野さんからうけた質問です。
私はこの質問にまともな答えを出せませんでした。
そしてまた、
>今後どうしたらいいと思う?
>各自、
>いい道を考えてみてください。
えらいこと難しい宿題です。
「どうしたらいい」なんて
「どうしたい」がわからなかったら答えが出せないから。
どこかへ行きたい。
休日の朝の子どものような、漠然とした希望はあります。
でも、その「どこか」がどこであるのか
具体的なビジョンはないのです。
ただ日常から非日常へ行きたいだけなのかもしれません。
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短歌だけを読んで楽しんでもらうには
私の短歌は力不足だろうと思っています。
質も量も不足しているでしょう。
足りないものばかりです。
だったら短歌でなくてもいいじゃないか、
と思うこともあります。
でも、短歌じゃなくちゃ嫌なんです。
わがままなのかもしれません。
でも、嫌。
子どもの時から文章はだらだらと長い方で
作文は人より何枚も枚数が多かったし
読書感想文は原稿用紙5枚にするのに苦労したし
メールは長すぎるからあまり携帯から送らないし……。
言いたいことを31音にまとめるのは
とても高いハードルだけど、とても楽しいのです。
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長く専業主婦生活をしていると
「称賛の声」を耳にしなくなります。
毎日の食事や片付けも
結構たいへんな衣替えとかも
当然主婦たるものがやる、と思ってる。
別にそれがいけないってわけじゃないけど、
何時間もかけて作った手間のかかる料理を
「ごちそうさま」だけで済まされてしまうと少しがっかりです。
あ、でも、
主婦に限らず、
大人になるとそうなのかもしれませんね。
習い事は上達すると
誰かが「称賛の声」を上げてくださいます。
だからやるんじゃないかな。
ほめて育てるって植物じゃないですが
「称賛の声」は栄養になるに違いないと思うのです。
誰かが見ていてくれて自分の短歌をほめてくれたらうれしい。
本当は、ただそれだけなのかもしれません。
ほめてもらうために
弱点を見つけ出し克服しようとするだろうし
だからこそ弱点を指摘してほしいと思うのではないでしょうか。
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道は見えません。
見えてくるとも思えません。
そんな私でも、何かできるのかしら。

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