題詠100首blog関連で、お茶会という企画がありました。
詳しい内容は五十嵐きよみさんの
「ドン・ジョヴァンニはアリアを歌わない」をご参照ください。
かんたんに説明しますと
ある一定期間に五十嵐さんのblogへ題詠100首の投稿作品を1首投稿して
そこへ投稿したみなさん同士でコメントしあうというものです。
私が投稿したのはこの1首。
002:指 スプーンに映したような顔をして指輪の跡をそおっとなでて
何名かのみなさんより
コメントいただいたのですが
それぞれお返事をするとコメント欄が爆発しそうなので記事にしました。
◎新井蜜さま
>「スプーンに映したような顔をして」というのいいですね。
ありがとうございます!
「スプーンに映したような顔」はみなさんに気にしていただけたようでうれしいです。
>上句と下句がどちらも「て」で終わってるのは別の形のほうがいいように思いました。
「て」の重なりはさけた方がよかったのかもしれないですね。
いつもいつもありがとうございます。
◎富田林薫さま
>いずれにしても、変な顔だと思ってしまったのですよ。
そうなんですよ。変な顔って言いたかったんです。
>もしかしたら、実際に試してみたりすると、そのイメージ伝わりにくいのかもなあ〜。
おわーっ。それは困った。
というか、もわっと変な顔だったらそれでいいんですけど……。
ホントにいつもありがとうございます。
◎佐田やよいさま
>ほわっとぼやけた感もあり、やわらかいものを感じました。
ああ、よかった。そう言う感じです。
>歌の雰囲気が統一されているように感じられました
それは褒めすぎです(笑)。
ありがとうございます。非常に好意的に書いていただけたように思います。
精進します。
◎田崎うにさま
>そういう顔で指輪の跡をなでる。
新井さんの指摘のように、前半も後半も「……て」で終わるので
おそらくそのように思われたのだと思います。
これは全く力不足で……。登場人物は二人なんです、ごめんなさい。
>望み通りの離婚ができた
おおー、慰謝料がっぽり! ……そういうわけでもないんですよ。
楽しいコメントありがとうございました。
またあちこちでお目にかかりましょう!(富田林家?)
◎やすまるさま
>なんともいえない変な顔をして、指輪に関係することを考えている。
ああー。そのような感じでもあるかもしれないです。
上でも書きましたように私の中では別人なのですが、歌がそっちへ一人歩きしてるかも。
「……て」の使い方にご賛同いただいてありがとうございます。
離婚(別離)をイメージしておられるようにも思います。
それもいいかも、と、だんだん思っています。(現実ではなく!)
コメントありがとうございました!
◎五十嵐きよみさま
>いずれにしても、ヘンな顔が思い浮かびます。
ありがとうございます。伝わってよかったです。
>2つの動作が別々のものである、と。
そうなんですが、肝心な別人ということまでは伝えきれないです。力不足。
「スプーンに映したような顔」というフレーズを使いたかったので
シチュエーションを伝える努力をしなかったのは確かです。
>具体的にどんな場面なのか、
>この歌の場合は特定しないほうがいいのかもしれないですね。
ああ、そうなんでしょうか。
それならそれで謎が謎を生む歌ということでこのままにしておきます。
面白い歌という評価、うれしいです。
このような場をセッティングしていただき、ありがとうございました。
◎水沢遊美さま
>指輪の跡がくっきりつくくらい長年連れ添ったのに、
>案外離婚することが簡単だったから、
>そのあっけなさに気持ちがぽっかり空いてしまったのかなぁ、と。
おおー。そのように感じていただけましたか。
もう、それで行きましょう! (他力本願)
複数の方がそのようにイメージされているということは
そうなるべきなのかもしれません。(現実にではなく! ←しつこい)
コメントありがとうございました!
◎yururyさま
>その「跡」というのがまた引き締まったフレーズに感じます。
ありがとうございます。跡は時間経過を表しているので大切な言葉なのです。
引き締まった……うーん、体のことではないですね。
>情感というか、空間を感じる、一首でした。
いやー、褒めすぎですって。コメントありがとうございました!
◎水須ゆき子さま
>「指輪の跡」は、
>不倫だとばかり思っていました。(笑)
おお、それもいいですね、いただきです(笑)。
でも、不倫するときははずすさないんですかね? 指輪って。
(ここ、意味がおかしい! ↑ はずすんですかね? の間違いですね。)
コンパに行くのに男性がはずすというはなしはたまに聞きますが。
>そこが全く書かれていないのは、自由に想像して下さいということなのでしょうか。
丸投げ!! というわけじゃないですが
その辺を描けないのは私の不徳の致すところです。(かなしー)
コメントありがとうございました!
◎草野つゆさま
>指輪の跡がつくくらい、いつもつけていたからじゃないかという気がするので。
そうですね。離婚、で行きます。(現実じゃ……やめとこ)
えー、現実には結婚17年を迎える私ですが
まあ、そのようになりますと指輪の跡がかゆかったりして
たまにははずしてなでて(いや、掻いて)いたりするわけです。
>それにしても不思議な歌ですね(笑)。
どうとでも取れる、ということなんでしょう。いい加減とも言います(笑)。
コメントありがとうございました!
◎萱野芙蓉さま
>しあわせな場面かと思ってました。
全然ヘンテコではありませんよー。
しあわせな場面、とも言えますよー。
不倫説や離婚説を取り入れてもしあわせかもしれませんね(?)。
破局て、週刊誌ですね!
コメントありがとうございました。
ここで解説すると面白くないかもしれませんが、
変な顔(表情)をしているのはパートナーで指輪の跡をなでているのは私。
現実には非常に平穏な生活をしております。
ただ、指輪がきつくなってねー。たまにはずしてなでて(掻いて)笑。
指輪をはずしていてもしっかり跡がついています。
きっと一生元通りにはならない跡だと思うんです。
なぜパートナーが変な顔をしているのかは想像するしかないんですが……。
おそらく昔のことを思い出したりこれからに不安を覚えたり(!)
しているのではないかなーと推測しております。
その不安定さが変な顔になっているというわけなんです。
やっぱ、面白くないなあ。不倫してるほうがいいかも……。
みなさま、ありがとうございました。

0