今 あちらこちらで

目につく 薄ピンク色の花が咲く木

いったい何の木だろう

そう思って見てみると・・・ いつも歩く運動公園の外の山に、 広い畑の中に、 高速を走っていても 山のあちこちにその木があり薄ピンクの花がよく見えます。 今までどうして見えていなかったのだろう

と思うほど たくさんあり たくさん花が咲いています。 でも なかなかその木の名前がわからず、 人に聞いてみると 「桐じゃない?」 「ねむの木じゃない?」 とか 高速走っていてもよく見えるよ と言うと 「キョウチクトウじゃないか?」 と言われたりしました。 そのどの花も知っています。 もう桐は終わっているし ねむの木はまだです
でも やっとその木が何の木か わかりました

お友達のご主人が久住登山の帰り道に教えてくれました。
栴檀(せんだん)の木でした。 でも 私は そもそも栴檀の木というのを知らなかったのです。 次の日

樹木図鑑からセンダンを検索した資料をいただきました。 とっても大きくなる木だそうです。 だから庭木には 適さないようです。 栴檀とは中国名で、 日本では白檀のことと書いてありました。 あ〜そういえば


白檀はいい香りのする木で 扇子になっていることも教えてもらいました。
でも資料を読んでみると 樹木の皮に駆虫の薬効があり 罪人の処刑の台に用いられた

ことなどあり 庭に植えるのを嫌う人もいたそうです。 でも もともと

インドではこの木に邪気を払う力があると信じられていたそうです。 その俗信が中国を経て日本に伝わった時にその木を獄門台に使われたって・・・

なんだか怖い話ですね。
栴檀は双葉の出る頃からいい香りを放つので 「栴檀は双葉より芳し」と 才能のある人は小さな時からその才能をみせるという たとえに使われたようです。 なんとなく気になった知らない樹木の花のことで、 こんなにたくさんのことを知ることができました。 でも春って 次々と花が咲き 終わるので 知らないまま通り過ぎることも多いのでしょうねぇ




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