フフフまさまさ

柊の白い小さな花が　いっぱい咲いている　知っていますか？　まるで緑の葉に　いっぱいの雪の粉がくっついているように　咲いているのです。　日曜日　師走も中日なので　年の暮れになる前に　実家と兄弟にお花を届に行きました　実家の玄関側の植木も　庭の植木も　きれいにお正月を迎える準備ができているようでした。　そう、植木屋さんが散髪に来ていました。　玄関の前に　大きな柊の木があります。　子供の頃よくその木に登って遊びました。　相当おてんばな女の子だった私は　その木に登って夏は木陰でそよ風に吹かれて　お昼寝をしたり・・・　　　よく木から落ちなかったものですよね。　その柊の木は　二階建ての屋根にとどくような大きな木なのです。　今年はその柊の木に　とてもたくさんの白い花が木いっぱいに　まるで天からふって降りて来たように　木の枝にくっついて咲いているのです。　表現の仕様のないような咲き方でね。　まあるく剪定された柊の木　全体に、本当に雪が降って木にくっついたまま　そのまま花になったようなそんな咲き方なのです　私はその家で生れて育ちましたが　こんな柊の花を見たことがありません。　母もこんなに咲いたのは覚えがないと　言っていました。　門柱を入るとその柊の花の匂いに　包まれて　とてもいい気分になりました。　柊の木の下から　見上げたその景色は　子供の頃　その木の下で遊んだ時と同じ気持ちにしてくれました。