8月お盆前の日曜日 久しぶりに熊本城内にある県立美術館に天才浮世絵師「歌川広重展」を見に行きました。本名は安藤広重 東海道五十三次の宿場図シリーズを発表し大ヒットそれが出世作となる。1枚1枚説明を見ながらじっくり見ていると 実に面白い発見がたくさんありました。
でも考えてみると絵を描いたのが広重で それを版画に掘るうまい版画彫師 それをうまく色付けをする印刷スタッフのおかげでその素晴らしさが今に至っている。それがすごいと思いました。
でも やはり広重の描いた絵には自然の美をたたえ、雪月花の風雅を愛で、人間の哀しさ、旅のわびしさなどセンチメンタルな人情の機微が織り込まれ、江戸人の生活を詩的に表現していると 書いてあったがその通りでした。 今はかなわなくなりましたが この美術館には母とよく来たり、亡くなった友達とよく来たなつかしい場所です。美術館に1時間以上ゆっくり見て大満足でした。


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