「DAMNED / Live at Newcastle」
Music (音楽雑記)
スタジオ盤だったらやっぱりファーストなんだけど、中学生の頃にこれ聴いちゃったんで今日はこちらを。
国分寺にはレンタルレコード店が3店(よく行っていたのは2店)あって、これはミラーズの初代ギタリストがやってた「ドルフィン」(R.I.P)で借りた覚えがある。
自分はマシンガンエチケットとかはかな〜りあとになってから聴いたクチだ。
中学生の頃は、ファーストから他のアルバムをすっとばして、この「ストロベリーズ」直後らしいライブ盤をひたすら聴いていた。そんなせいか、自分がダムドに持っているイメージをこのライブ盤が決定付けてしまっているところがある。
演奏は、正直ラフだ。というか結構ミスってるし、デイブ・ヴァニアンの歌も不安定なとこがかなりある。
だが、ライブ自体はえらいことテンションが高いし、お客もとても反応がいい。
同じ時期でわりと評価が高い「シェパートン」も聴いたが、こっちの方が自分は好きだ。
はっきりいって、演奏に完成度を求めてないんだよな。
これも結構言っていると思うけど、自分はパワーの表出をもってよしとする傾向があるらしい。
それと、このアルバムでやっぱり言及しとかないといけないのは、ドラムソロだ。
MC5のカバー「LOOKING AT YOU」→ラット・スキャビーズのドラムソロに突入→「NEW ROSE」になだれ込み。
という怒涛の
英語力、じゃねえや怒涛の展開に中学生の自分はとにかく驚いたのだった。
パンクなのにドラムソロ。
しかも自分が知ってるジャズっぽいやつやパープルの「ライブ・イン・ジャパン」のちょっとタルいのとは違って、とにかくアグレッシブ。6連符だろうがなんだろうが、シングルストロークで押しまくるいい意味での「バカっぽいドラム」にノックアウトされた。
今考えるとパンクバンドの中でもダムドはオールドウェーブの流れを一番汲んでいるバンドだし、カバーも多い。
そういう意味ではドラムソロもありというのは納得がいくところもある。
それでもあのソロには結構影響されたなぁ。
MAD3時代のドラムソロで何度かフレーズパクった事があることを告白いたします。
なお、キャプテン家に行った時には舞い上がっててこの件は告白しておりません。
あ!忘れてた。このアルバムさぁ、なんかアナログの時とジャケット違うんですが?
あとタイトルも「Live in Newcastle」が「Live at Newcastle City Hall」に変わってたりしていて、個人的には前に戻して欲しいんすけど。前のがよかったんだけどなぁ…(旧ジャケット見つけられず…無念)。
現在入手可能なアナログジャケ。でも当時はこれじゃなかったと思うんだよな…。
ところで、先週末からカメラマンの菊池茂夫さんがダムドの写真展をやっております。(ブログ→
★)
菊池さんは自分がモスキートに入る時も、ジョー・アルコールと一緒にやることになる時も、実は自分が知らないところで暗躍していた人で、大変お世話になっていたようです(
←人ごとかよ)。いや、感謝してます、ほんと。
え〜、入場無料なので渋谷に御寄りの際は是非。

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