14人の似顔絵を何とか完成させた。
主任センセーが階段の踊り場にこんな風に掲示してくれた。
まさに‘隙間産業’・・・土日に描ききれなかった分を保育園に持ち込んだが、輪郭かいてると電話がなる、目ん玉かいたら園児が呼びに来た、鼻半分かいたところで来客・・・似てるか似てないか鉛筆に聞いてくれ!という調子で、だんだん自信がなくなってしまった。
似顔絵といえども「絵」だ。やはり一人必殺というか、集中してこそ‘表情’が現れるものなんだ。
お迎えのお母さんたちが絵を見てくれる
(夫婦)
「○○の似顔絵があるぞ」
「どれ?」
「上から○番目の右から○番目だ」
「わかんない!」
(おかあさん)
「これが△△ちゃんかなあ?・・・うーん、それっぽいかなあ?」
さらに自信がなくなる。
7月生まれはなんにんかなあ? また14人もいたらどうしよう。
こういう場合の似顔絵のむつかしさは、14人いたら14人全部似てなきゃいけないというところなのだ。

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