本部を東京都八王子市に置く
劇団「風の子」が、岐阜市を拠点に
劇団風の子・中部として活動を始めた。
劇団員が‘売り込み’に来てそのことを知ったのだが、子どものための演劇活動について語る姿勢が非常に真摯で
「ほんもの」との印象を受けたので、
保護者会に協力をお願いして観劇することにした。
さて、公演当日、エンチョーセンセーがせっかく紹介しようとおはなしをしているのに
「あれなに?」「すげー!」「だれもいない」「なにやるの?」
と、しつらえられたステージを見ながらがやがやガヤガヤ・・・
「えー、今日は・・・あー、東京から・・・風の子の、そのー、岐阜のだねえ、にっこりぽっかり座という一座・・・あのー・・・じゃ、はじめよう!」
という具合にはじめたところ、ひょっこり出てきた3人の劇団員を見るや、
シーン・・・
熱のこもった
演技、ダイナミックな
動き、愉快な
表情にこどもたちが集中していく。
じゃばら織の竜が現れてクライマックス!
子どもたちの緊張がはじけたところで
“カーテンコール”
劇団員は体力と声を使い切ったという感じだけど、やさしくこどもたちを見送ってくれる。
これまでにない
集中力を見せたこどもたちも、
きっと疲れたろうな、心地よく・・・


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