白山神社本殿・祭文殿新築計画はことのほか順調に推移し、3月22日、ほぼ予定通り地鎮祭を迎えることができました。
建設委員長として私は、こんなご挨拶をしました。
「説明会等ではかなり厳しい意見も頂戴しましたが、建設委員さんの“俺たちのお宮”という意識に支えられ、無事地鎮祭を迎えることができました。
先日沖縄の竹富島に行き“うつぐみの心”を学んできました。直訳すれば“何かのときには一致団結して事に当たる”ということで、時には『こどもはみんなで育てればいいさあ』というような言葉で表されます。
今回の事業の経緯の中で私は、われわれのこの地にも同じ心が息づいていることを感じると同時に、おおぜいの被災者がその精神によってぎりぎり耐えておられるのだろうかと、東北関東大震災の被災地に思いをはせています。”
(あとは恥ずかしくて書けません)
そんな私の挨拶を、このたび多大なご協力をいただいた「メニコン」創立者会長(写真左)が聞いてくださっています。恥ずかしいことです。
本殿に掲げる「扁額」のことで打ち合わせ中です。
私の下書きを会長さんが彫ってくださる・・・実現すれば私にとってこんな名誉なことはあろません。
ただし、素人の下手な字・・・ひょっとして筆送りが間違っているかもしれない字を、どうやって整えて彫っていただくのかを考えると、冷や汗が‘三斗’くらい出ます。
もう一つうれしいことは、町長時代に「木曽川町は日本のコンタクトレンズ発祥の地」の碑を建てたいと奔走して力及ばず断念したものが、今回形を変えて実現することです。
木曽川アピタの東、白山神社の‘飛び地’です。
ここにメニコン創業60年を記念して「創業の碑」が建立されるのです。その一部に、日本のコンタクトレンズの歴史を正確に踏まえて記念の言葉が刻まれるものと、今からわくわくしています。
というわけで、非常に晴れがましい時を過ごすことができましたが、さて、私の人生において、なにか記念すべきことが残るのかどうか・・・まあ、そんなたいそれたことを考えずに、気楽にもうすこし生きながらえてみようと思います。

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