ひさびさに
【園児語録】
姉妹園の
「加納西保育園」に
“メール便”を届けに行った。
法人本部からわが園に加納西保育園分と
加納児童センター分の“メール便”もまとめて配達されてくる。誰も届けないし、誰も取りに来ないから、いつからか私が
配達役になっている。みんないそがしいから・・・
あ、私は
「園長もできる用務員」なのだ。
加納西保育園に着いたら、センセーが私のことを園児に紹介してくれた。
「みんな、沖ノ橋保育園のエンチョーセンセーですよ! ごあいさつしましょう。」
「やあ、みんな、こんにちは!」
「こんにちは!」
「こんにちは!」
「こんにちは!」
「こんにちは・・・おじさん」
「ん?」
沖ノ橋保育園に帰った。
「エンチョーセンセー、どこへ行ってきたの?」
「おつかい!」
「エンチョーセンセー、なんでおつかいいってきたの?」
「郵便やさん、やってきたんだ」
「え、ゆうびんやさん?・・・へんなおじさん!」
突然外から飛び込んできた子が
「エンチョーセンセー! あのね、とんがらしをたべるとね、あつくなって、かおがまっかになって、みずをぶっかけると、かおがぐちゃぐちゃになるんだよ!」
「そうだよな、顔が真っ赤になって、はあはあ言って、大変だよな」
「じゃあね!」
おじさんといわれようと変なおじさんと言われようと、なんだかよくわからない報告を受けようと、
悠然として
「ははは、ははは」と笑っているのがエンチョーセンセーなのだ。
若いセンセーたちにもそうしてるんだけどなあ・・・。

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