カワイサンと「ゴッホとゴーギャン展」に。
土日は混むだろうからと平日を選んだのに人がいっぱい。
二人の画家の交流と同時に、西洋絵画の流れの重要な一部を知る機会のような気がして、520円も払って「音声ガイド」を借りました。説明書きを丹念に読んでいると時間がかかるし、疲れるからです。
日本の美術館では写真が撮れないから、一部をこれで。
「二人の友情物語」風に展示は進みますが、それを補うようにミレー、ルソー、ピサロ、モネ、ロートレックほかの画家の絵も出てきて、中学校の美術の時間みたいに勉強できます。「友情物語」については音声ガイドが親切に説明してくれ、やっぱり助かりました。
ほかに「当館蔵品展」では「ムンク」の貴重な作品が、やはりピカソ、カンディンスキー、ブラック、ミロなどと時系列的に展示されるなど、非常に見ごたえがありましましてね・・・腰が痛くなって3回ほどソファーのお世話になりました。
で、見終わった後は美術館散歩恒例の楽しい昼食です! 館内にはこーんな立派なレストランがありましてね。
レストランは立派でも、食べる方があんまり立派じゃなくて・・・
メニューはカタカナだらけで料理の内容がよくわからない・・・まいいやと注文する。
さあ、一番先に来た一品、私のかカワイサンのかがわからない。
先輩に敬意を表してカワイサンにゆすったところ・・・それが実は私のだった!
尾張弁ネイティブのカワイサンはすかさずウェートレスさんに・・・
「どっちのやつやちゃんと言ってまわないかんわ!」
「カルボナーラはどちらですかと、ちゃんとお聞きしました」
「かるぼなあらて、なんや?」
食べ終わる頃合いを見計らってウェートレスさんが来ました。
「デザートは何になさいます?」
「でざあとって、なんや?」
ウェートレスさんは若いから、東京弁風にデザートを平らに発音するんです。つまり正しく「ザ」にアクセントを置かない。わかりますか? 「デ」にアクセントを置くと「砂漠」になっちゃうという、あれです。
というわけで、今度来た時にはええカッコせずに事前によく内容を聞いて「人のものを食っちゃわないようにしよう」と二人は誓ったのでありました。

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