毎朝5時から5時半頃、ウォーキングに出かけます。
一宮ラグビー場西駐車場から138タワー周辺まで、途中体操などしながら往復1時間、季節感満点コースです。
今朝は湿度100%を肌で感じながら、つまり梅雨の季節の真っただ中を歩きました。
ほら、真っ只中!
あ、これはきのう、今日はこっち。
重い空気が肌にまとわりついてくる、けれどそれが木々のフィトンチッドを肌に、鼻の穴に沁み込ませてくれているみたいで、心地いいんです。紫陽花も私と同じように感じているみたいで、日々色艶を増しています。
途中「体操」なんて言ったけどささやかなもので、腹筋50回とか腕立て伏せ50回とか、こんなのにぶら下がって50数えるとか・・・こつは50をなるべくはやく数えることです。ゆっくり数えていたら20くらいでダウンです。
で、体だけではなくて「心」の体操も必要であるとばかり、今日は美術館友だちのカワイさんと一宮市内の展覧会を3つ見て回りました。
まずは「お茶処・莱芙」さんでコーヒーを・・・と、そこでマスターに一宮スポーツ文化センターでの「一宮市総合美術展」を勧められて・・・じつは一宮市博物館が目当てだったのですが、こちらも観させてもらいました。
さっそく三輪清弘先生にご挨拶、先生の作品の前で記念撮影。他にも一宮市を代表する芸術家の作品、この日に備えた力作がいっぱい! 一宮市の芸術界の奥深さを感じさせる、力強い展覧会でした。
一宮市博物館はこれ。
ここでこれだけ多様な画家の絵を、こんなにたくさん観たのは初めてだなあと思って、おそるおそる受付の女性に聞いてみたら「10年ぶりです」とおっしゃっていました。
石川県生まれの藤井外喜男氏寄贈の作品がたくさん展示されているので、そのわけを学芸員さんに訪ねると、若いころから名古屋に出てこられていて、地元の佐分眞氏他と親交が深く、その故の寄贈ということでした。
パンフレットをよく見てみると『尾張洋画入門』とありまして・・・道理でよく勉強できるわけだ・・・絵画鑑賞以外の意義を感じられて、とても満足のいく展覧会ではありました。
次は「いちい信金本店・辻徳治写真展」。実は辻さんはかつて私も所属していたライオンズクラブの大先輩でありまして、世界中を歩きまわて素晴らしい風景写真を撮り続けておられます。
毎回見せていただいていますが、構図といい光といい色といい、さらにピントといい遠近感といい、素晴しい作品の完成度に驚かされます。カワイさんも大好きでしてね、「芳名帳」の備考欄にそれぞれのお気に入りの作品と寸評を記したりして、うれしい気持ちになって会場をでます。
ということで、今日はいったい何点の芸術作品を見たことでしょう! まことに身体も心も健やかな一日を過ごさせていただきました。

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