児童館4、保育所1、要支援学童保育所3、ひなたぼっこクラブ2、合計10カ所で開いていますが・・・このうちひなたぼっこクラブは、1つが「音楽教室」1つが何をやるかわからない「山口スクール」になりました。
先回書いたように「色→線→形→写生→」とか「色鉛筆→水彩→クレヨン→パステル→」とか、進度あるいは積み重ねということを考えてやっていく必要があります。しかも年齢差とか人それぞれの個性というものも考慮しなければいけない。
そんな風に「専門的」にやっているわけではありませんが、例えば1年間やってきてそれぞれの子の特徴がつかめるようになって、子どもたちも「こんな絵が描きたい」という興味や意欲を持つようになる。
ところが、児童館では4月を募集期間として受け付けを開始したところ、開始日に満員となって、各館とも「キャンセル待ち」が発生しているとのこと。定員25人、20人、15人×2が全部。
これって一見「おめでたい」ような現象だろうけど、実は、だんだん絵に興味を持ってきて「私、木がかけるようになりたい」とか「わたし、へただけどおえかきがすきになった!」とかいっていた子が、何人も落っこっちゃってましてね。
例えば「よっしゃ、暖かくなったら外に出て、木や花を描こう」なんて約束していた子が来られなくなってしまって、さっき言ってた「積み重ね」とか「進度」ということがどうにかなっちまいそうなんです。ま、毎年全員「1から、よーいどん!」ということなら、そのようにやらなきゃいけないんでしょうけど。
というようになかなか大変なんだけど、児童館の方でも館長さんが黒板にこんな計らいをしてくれたりしましてね・・・
黒板の右の方、東北被災地の「ぬり絵」を1枚掲示して、先生のメッセージを添えてくださっています。(左は当日の教材)
あした、初めての子たちが来る、がんばろう!

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