熊本・大分の状況に心を痛めながら、私の地震対策はちっとも進みません。
なつかしい本を引っ張り出して読んでみたり、どうせ処分するのになんとなくジャンル別に分けたり「これはおやじの本」なんて分類したり・・・
女房殿は「非常持ち出し袋」の点検補充を順調に進めているようです。それどころか、事務所のロッカーなど「危険物」を減らそうと中身を処分し始め、私に不要なものを始末するようにと迫ります。スマホやタブレットをこすったり叩いたりして、災害時の情報ネットワークの整理もしているようだし・・・
非常事態になったら私だけ行方不明になるとか、本棚の下敷きになるとか、そんな光景が眼に浮かんできます。
奥尻の大津波以来、というか伊勢湾台風以来、とにかく現地に駆けつけるという野次馬だった私も「災害に備える、自分の身を守る」ということになると非常に動きが鈍い・・・どうせもう先は長くないと観念しているせいか・・・いかんですねえ、これでは。
そんなじいちゃんを笑うように、庭の花たちは満開に向かって命を謳歌しています。
クマンバチやらミツバチやらがブンブン集まって、花といっしょにじいちゃんを笑っています。
文化会館のオープニングを巡って、今日も忙しそうです。

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