起小学校でのG5ステージは、おかげさまで主催者からもご好評をいただき、頭の中が「青天」になったのですが、あれから3日・・・各務原のステージを1週間後に控えて、練習場に「暗雲」がたれ込めました。
平日のステージなのである程度覚悟はしていましたが、2人が仕事の都合で出演不能、さらにもう1人が身内の御不幸で日程によっては出演危うしという事態になったのです。
実は3人ともテノールパート・・・一般的に合唱というのは高音部が主旋律を歌う仕組みになっている。私のようなバスは「最低の声」と言われながら♪ボン、ボン、ボンとか、それだけでは歌にならないようなパートを歌うんです、くやしいけど。
でも、おかげさまで代表の私は責任感が非常に強い!
長年ヒトリマンザイで事業を切りまわしてきたうえに、町長12年、思えば少年時代は学級委員、児童会長、生徒会長・・・常に「最後は自分が責任を取る」という立場にいたからです。
こないだのステージは良かったけど今日はどうも・・・お客様にそう思わせては、いや、自分たちでそう思うようなことがあってはいけないのです!
幸いこれまでバリトン・バスがメロディーの曲もせっせと探して取り入れてきた(自分だってええカッコしたいから)。その上、バリトンの一人は「元テノール」! そして「男声カルテットG5」と称しながら、優秀なソプラノがいる!
急遽、一部曲目変更。みんなが楽譜を持っていないことを予測して、前もってコピーして準備。ピアニストが「本番は1週間後でしょう?」と躊躇するのを、年齢が倍近い私が練習を強要。
何曲かは主旋律をテノールからソプラノに移行したり、元テノールにがんばってもらったりして、なんとかカッコウをつけた。
ピアニストは不安だろうなあ・・・いや、私だって不安です。練習後、私の尋常ではない様子に気づいた女房殿が「蓬莱泉のいいお酒と赤白のワインがあるよ」というのをビール1本にしたせいか、夜中と早朝の境い目ぐらいに目が覚めてもう眠れない。
考える時間がたっぷりあるからタップリ考えた。出演メンバーを信頼して各パートを任せる! そして私が責任をもってステージを切りまわす!
今日から自分のパートを徹底練習だ。ソロだって舞い込んできたんじゃないか。
がんばろう、保育園長としてもけっこうがんばったこともあるんだ。
なぜか楽譜の中からこんなのが出てきた!
あ、夜明けだ!


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