今年は「春一番」が吹かなかったといいますね。
じゃあ昨日おとといの強風はなんだったと言いたくなりますが、春一番は「南寄り」の風じゃなくちゃあいけない。なぜなら「広辞苑」にそう書いてあるから。
でも、そういうのが吹かなくても、我が家の庭はもう春です。

春を呼んでくださる人がありましてね。
「一宮サウスライオンズクラブ」で大変お世話になった、大先輩の辻さんです。
85歳の今も、日本中、世界中の「美」「息吹き」「息づかい」を求めて、重い機材を背負って旅しておられます。
辻さんからの「春一番」、ここで体感することができます。
きのう初日、美術館散歩仲間の川合さんと行ってきました。
美濃・飛騨・信州の名桜が、いっしん本店に咲きほこって・・・いや、山に溶け込み、湖面に姿を映して、春の息吹きを感じさせています。
川合さんはある作品を見て「恵那峡に行きたい!」と言っていました。辻さんから電話をいただいたのでそのことを伝えたら、「あ、あそこは照明がついている時だけ湖面の桜がみられるのです」とのこと。川合さんに伝えたら「夜行く!」ということでした。
今日は北方きた子ども館、北方町は木曽川町と同じように「平野の町」ですが、山が近い。今日も風が強いかもしれないけど、その中に春を見つける・・・なんて、柄にもないことをやってみよう。こどもたちはいつも春のような顔をしています。

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