お役所などではもう仕事納めか・・・中途半端勤務の私はあと二日、お絵かき教室残り4つです。
昨日は大人の「絵手紙教室」、みんなでワイワイやるというスタイルで、センセーとしては「人はこれを教室と呼ぶのだろうか?」といつも反省しながら・・・昨日もワイワイやりました。
「年賀状は書けたかね?」
「まんだ」
「書けとっても書けとらんでも、今日は色紙にお正月の絵を描くで」
「なに描くの?」
「こないだ言ったがね、今まで描いた中で一番ええと思うやつ」
「私、年賀状の仕上げをしたい」
「ほんならみんな、年賀状に描こうと思っとるやつを色紙にしよまい」
というのでやっと腰が上がる。
「私、こないだ描いた自分の似顔絵描こかしゃん」
「ええがね、おめでたい顔やで!」
「福々しいで!」
「きゃははは!」
で、おおむね「羊」に集約。
で、お手本、「富士山」「花」という声もあったので、
ははは、はははは、おめでたい!
「富士山は背景やでこうやって薄く描こまい。梅の花はこうやって点々々と」
「5枚でええの、花びら」
「梅林小学校の校章は5枚やった」
「羊の耳ってまっと大きない?」
「それは子どもやないか?」
「角があるのは雄?」
「たぶんそうやないか?」
もう少し丁寧な言葉だけど、おおむねこんな感じで進行していく。
「あ、しまった、前脚を手でこすってまった!」
「まあええがね」
というわけで草を描いてごまかして・・・
見られながら描くというのはなかなかむつかしいけど、えらそうにキッパリと描くもんだから、:非常にさっぱりした出来になります。
それにしても・・・富士山と梅と羊、単純だなあ、こんなところに羊がいるわけないよなあ・・・というところがおめでたいのだ!
もう一枚。羊が初日の出を見上げているという、やはりおめでたいというか、あり得ない絵をお手本に描いたけど、誰かが持っていきました。
というので、私の「お手本」は羊だらけになりました。
そして、ジャーン!
こんなことで私は、無事「未年元旦」を迎えられるでしょうか?
そんなことより、今日は20何人の小学生が待つお絵かき教室。
「お正月に家に飾る絵」を描いてもらう予定です。

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