おとといぼくはオペラでくじけましたが、きのうはそれにもまけずミュージカルのれんしゅうにいきました。
わかいひとにはふつうのことかもしれないけど、あと2しゅうかんで72さいになるので、そういうろうじんのばあいは「くじけない」というより「なにかんがえとるの?」といわれます。
なにをかんがえているかというと、いわくらのミュージカルは2,3ねんに1かいなので、つぎはもうでられないかもしれないということをかんがえているのです。
ミュージカルはファーブルの『こんちゅうき』のおはなしなので、きのうはそのなかの「けむし」のおはなしのれんしゅうをしました。
これはまつけむしさんたちがいちれつになってゾロゾロまつのはっぱをたべにいくところです。
1ばんまえはけむしのたいちょうさんです。ぼくよりはずっとわかいけど、たいちょうさんのくせにみんなとあしがあわないので、とてもおもしろいです。(いちばんみぎできゃくほんをみているひとも、ぼくよりずっとわかいです)
けむしのぎょうれつはえんしゅつさんのまえにきてばんざいをしています。たいちょうさんがまつのはっぱをたべてもいいといったからです。
たいちょうさんだけなにかかんがえているみたいです。いちばんひだりはダンスのせんせいです。
ぼくはなにをやったかというと、ぼくがはいるとたいちょうさんよりもっとあしなみがあわなくなるので、ぼくはぎょうれつにはいれといわれなかったので、こうしんきょくのうたをうたったり、あんまりひまなのでしゃしんをとったりしました。
でもぼくはひまだったけど「ぼくはえらい」とおもいました。きのうオペラでこけて、このミュージカルでもまたみっともないけっかになるかもしれないのに、かんぜんとれんしゅうにきたからです。
ちゅうにちしんぶんの『しんらん』のしんらんしょうにんだって、わたしこそぼんじんなのだとさとりながらさいごまでふみをよんだりしょしゃをして、さいごは「かんのんさまのようだ」といわれながらなくなったのです。
ぼくはかんのんさまのようだといわれなくてもいいけど、じんせいだいぶしっぱいしてやりのこしたことばっかりだけど、さいごまでやれることをやりつづけて、せめて「ひとさまによろこんでもらえるような」ひとになってしにたいです。
だからきょうはごぜんちゅうは「かんこうぶんかけんていきょうかい」のかいちょうとしてかいぎにでて、ごごはもうなつやすみになって「わこうかいがくどうほいく」がはじまったので、そのクラスにいってしゅくだいをみたりするのです。
そしてうちへかえったらいそいでこのがくふのこぴーをして「G5」のれんしゅうにいくのです。
8がつ7にちにじどうかんのなつまつりでうたううたです。あたらしい、すごいにんきのうたで、じどうかんからりくえすとがあったからです。
とてもりずむがむつかしくて、まにあうかどうかわからないけど、ぼくたちはくじけません!
「よろこんでもらえるにんげん」にならなければいけないからです。

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