ゆんべ一宮のどん真ん中の「大志公民館」で尾張弁講座をやらしてまった。
こなゃーだ隣の貴船公民館でやらしてまったときは「女性講座」やったで女の人ばっかダャーッと座ってござったけど、今回は「成人講座」やで男の人もござる。
なんやなも、男の人がこっち向ぃーて黙しかって座ってござると、なんやしゃんおそがゃーなも。
「ええかげんなこと言やがったら、どしゃべりゃちぎったるでなあ」
目がそう言っとるみたゃーでよう。
きんのう「かしもり夏まつり」の反省会の後、実行委員長さんと飲みに行ってまってよう。反省会の反省せなかんでてって、二人して日本酒を真剣に飲んでまった。
ほんやでかしゃんちょこっとロレが回りにくてなも、ばれーせんかしゃんと思ってちょこっと緊張したがね。
女の人はええわなも、優しいで。一生懸命しゃべっとるとにこっと笑ってくだれたり、うなずぃーてくだれたり・・・男の人はせっかく話が核心に触れても「それがどうした」という顔やでかんて。
見てちょう、この緊張した顔を。
ほんでも、まあしょんなゃあでてって歌うたったら、ようよと前の男の人んたあもニコッとしてくだれてよう、助かったに。
@『大利根無情』
♪ 利根〜ええええええの〜〜 利根の川風 え よしきーりーの〜〜 ♪
とうたってからやおらセリフに入ゃーる。
「止めてちょうだゃーすな 妙心殿!
落ちぶれ果てても平手は武士やでなも 武士の散り際だけは知っとるでかんて!
さあ、そこをどぇーちょうだゃー!
行かなかんのだわ! 行かなかんのだわ〜〜!」
A『麦畑』
♪ わしといっしょに暮らすのは〜 およね おまさんやぎゃ〜
どえりゃあ前から決めとった お嫁に来てちょうだゃ〜
いやや びっくりつぃたがや〜 急になに言やあす〜
わしも前から松っつぁんを 好きやと思っとったぎゃ〜
鎌を持つ手がふるえとるがゃ〜 鍬を持つ手もふるえとるぎゃ〜
二人の心は〜 沈む夕日に まっ赤しけに染められて〜
わしでええきゃ〜 わしゃおまさんでええぎゃ〜
愛の花咲く〜 麦畑やぎゃ〜!
それとみんなが集中しやっせたのがこれ。
10何年も前に小学校で尾張弁講座やったときに使ったやつ。
どうやね、わかるかね?
大事な「尾張弁重要語句」を網羅したるつもりやけど、ええ年の人んたあでも全部は知らっせせんでなも、なんやしゃんさびしなってまったがね。
「昭和は遠なってまったなも」やなも。
それより、元町長がこんなトロェーことやるのをわかっとって講師で呼んでまえる・・・
一宮は心の広ぇー人ばっかでありがたゃーがね。
ほんならまた、えか。

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