「かしもり夏まつり」の反省会に出席。橿森神社の社務所2階。
ちょっと時間があったので、夏まつりが行われた公園付近を散歩した。
水が流れ落ちる人工の石の壁が、すっかり草に覆われている。
この付近、お祭りではこんなにぎわいだったなあ。
あれ? 児童館ブース、ねりあめコーナーは満員だけど、けん玉作りコーナーには留守番もいない? あ、きっとお客さんを呼び込みに行ってるんだ。
あかりアート、暗くなったらびっくりするほどきれいだった。
というお祭りのあれこれについて報告があったり反省したり次どうするかを考えたりするのが「反省会」、その後は実行委員さんやボランティアさんの労をねぎらう会に自然に移行する予定・・・
という会場へ移動する途中、こんな石碑があることに気がついた。
「明治維新百年記念碑」、下の四角いところに“不磨の国是”とあるから読んでみたら「五箇条のご誓文」が刻まれていた。
中学生はもう社会科で習ったかな?
“不磨”というのは不滅とか不朽ということだ。
“不磨の大典”といえば明治憲法、その発布の立役者が元祖総理大臣の伊藤博文、その伊藤博文の役をオペラでやるんだ、じいちゃんは。
そうか、興味ないか・・・そんなの偉くもなんともねえか・・・
そのオペラには「板垣死すとも自由は死せず!」という岐阜公園のシーンもあるんだぞ。
そうか、そんなの知らないか・・・
じいちゃんは学生時代母子福祉施設でアルバイトをしていた。
そこの子たちはじいちゃんが主演した4時間の超大作演劇を観にきてくれたんだぞ!
そうか、関係ねえか・・・
さて、反省会は盛会だった。
一生懸命がんばったこんなにおおぜいの人が、全員、反省とか希望とかを語ったんだ。
じいちゃんは2回も指名されたので、2回目はつべこべ言わずに歌をうたったよ。
地域のために団結して大きな祭りを作り上げてきたみなさんの「力」を讃えて、『絆』をうたった。
児童館ブースで働いてくれた君たちを連れて行けると良かったが、事情があってできなかったのが残念。(じいちゃんの歌を聞かせてやれなくて残念?)
歌の前置きでこう言ったよ。
「この年になるともう、人前で歌をうたおうがなにをしようが平気になりましてね・・・」
今度は誕生会で『BELIEVE』を歌うから楽しみにしていてくれ、はははは。

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