2017/10/29

2017年ゴブリン来日公演  その他

クリックすると元のサイズで表示します

もう、ほとんどブログを更新しないまま1年が経ってしまいました。

2017年10月28日(土)昨年に続き川崎クラブチッタのゴブリン来日コンサートに参戦してきました。
備忘録のため昨年同様メモ書きしておきます。
あいまいな記憶で書いているので相違あれば教えてください。
また、ネタバレもしているので未見の方は見ない方が良いです。

<開演前>
15時半過ぎに物販が始まっており、少し並んでいた列に並びました。昨年は目の前でなくなってしまった物販購入特典のイベントポスターでしたが、今回はばっちり頂きました。
ここでは、サスペリア2デザインの黒のTシャツ(3900円)を購入しました。

16時から開場が始まり、チケットと荷物チェックを受けて場内に。Tシャツやマグカップなどイベント販売ショップの奥に、CDや書籍などの販売ショップ、会場へ入るための廊下のつきあたりにアーティスト側が販売するために持参したレアグッズなどありました。
気になったのはゴブリンメンバーの解説輸入本、これは見本を見たところ英語で記載してあり珍しい画像が満載でした。それとアーティスト側販売のシモネッティのサイン本。
この2点は気になりましたが予算の都合で購入はあきらめました。
昨年の川崎クラブチッタのCD+DVDはもともとamazonで買うつもりだったのと昨年もらいそこねたサスペリアのポスターがついていたので定価ながら購入しました。

入りは昨年の立ち見が出たほどではなく、2F席が若干空いている気がしました。
自分の席は前から4番目のステージ向かってかなり壁よりの方でしたが、
前の方だけあって思ったよりステージが見やすかったです。

<第1部>
17時になり若干時間が圧してましたが開幕。「サスペリア2」のシンクロライブですが完全版での上映でした。

オープニングは「Profondo Rosso」サスペリア2のテーマ曲。
あれ?ゴブリンの演奏がなく映画の曲がそのまま流れました。
そしてカットバック。「School at night」の子守歌バージョンが流れ転がる包丁と子供影。衝撃的な冒頭でした。

主人公のピアニストのマーク(デビッド・ヘミングス)と楽団の演奏場面。ここでまさかのゴブリンの演奏が入りました。

霊能者ヘルガ・ウルマン(マーサ・メリル)の後援会の場面、いままでヘルガに向かって右となりの人が誰だか全く気にしていませんでしたが後ほどどういう人か分かりました。

講演会場でのトイレの場面、男性が話しかけるのでミス・ディレクションを誘ってますね。入口は男子用と女子用と二つありトイレは共用となっていました。

ヘルガがジョルダーノへ殺意のある意志について告白するシーン。自分の妄想ですがヘルガとジョルダーノは恋人関係にあるのかなという気もしました。

「Profondo Rosso」が流れ、黒い布の上に怪しげな犯人の所有物が俯瞰で撮影されるシーン。「ニューヨーク1997」の武器が並べられているシーン同様、ちょっと恰好良く感じます。

ヘルガが殺害されるシーン。ここでは「Death Dies」が流れます。肉切り包丁がヘルガの体に食い込む音が生々しいです。犯人が持ち去る紙には何て書いてあったのでしょう。

主人公マークと飲んだくれ親友カルロとの邂逅するシーン。マークがカルロを思いやるシーンは後の展開を考えるとちょっと泣けます。今回の再見でお互いが同じピアニストで陽と陰の生活をしていることが分かります。背景のバー「Blue Bar」の人物がほとんど動かず絵画を見ているような演出は大好きです。

マークがオルガを殺られるところを目撃し、オルガの部屋に駆け込むシーン。「Deep Shadows」(ガスリーニの作曲?)が流れます。ここでもゴブリン演奏がありました。
今回気づきましたが、このシーンでオルガ所蔵の絵画がどれも悪夢をみそうな絵画でした。本人が霊能者からなのか、単なる趣味なのか?

刑事がマークを尋問するシーン。サンドイッチを食べながら、ピアニストといっているので別の職業あるんでしょ?ってことろが高圧的な雰囲気。ジャーロの刑事はいつもこんな感じな気がします。
マークはオルガの部屋の上に部屋を借りていたのですね。
記者のジャンナ(ダリア・ニコロディ)登場。
ジャンナが持っている横長のカメラが時代を感じました。

再びマークとカルロの邂逅シーン。ここで絵が消えた話をする。絵が消えたのは重要な秘密があるとカルロは言うがそのことを知っていたのでしょうか。

ヘルガの葬儀シーン。ジョルダーノが精神病理学の教授で超心理学の権威でヘルガの後見者、もう一人が、ヘルガの左に座っていたマリオ・バルディ。透視能力の権威でヘルガの親友ということが説明されます。
帰り道。マークとジャンナの会話のシーンで「Gianna」が流れるがさすがにこの曲の演奏はありませんでした。

自宅に戻るためにジャンナの愛車フィアットに初めて乗るマーク。右ドアでしか入れない、しかもロックすると右ドアからの出入りも出来なるなる。人が座ると沈んでしまうサイドシート、助手席の日よけが下がってしまう。などコメディ要素満載。
今回気づいたがおろしてもらった先はヘルガ殺人現場近くの広場。まあ、マークの家がヘルガの上の階なので当然といえば当然ですが。

マークとジャンナが腕相撲をするシーン。なぜ腕相撲なのか不思議だがマークは負けてしまう。この相撲の前にジャンナが笑うのだが笑い方が魔女の哄笑っぽい。
ジャンナのアプローチにマークはちょっと引き気味。
ジャンナがタバコをの火をつける前にスピンさせるシーンは恰好良いです。

元女優のカルロの母親とマークが会話するシーン。ピアニストと事故紹介するマークにエンジニアと思い込んでいるところが笑える。カルロの母親を演じるクララ・カラマイはビスコンティ監督の映画「郵便配達は二度ベルをならす」「白夜」などに出演していた実際の女優。

カルロのゲイの恋人の家に迎えにいくマーク。帰り道でマークとカルロの会話のシーンで後ろにいるエキストラもほとんど動きがなく絵画的。事件に深入りするなと警告するカルロ。

バーでピアニストであるマークとカルロ連弾。本当に演奏しているのでしょうか?ここで二人の仲の良さが強調される気がします。

部屋でピアノを弾くマーク。天井から落ちる漆喰がピアノの上に落ちる。主人公に危機が迫っていることがわかるスリリングな演出。ここで気づいたのはマークのピアノの後ろに天体望遠鏡が置いてあります。

マークが同様のレコードを見つけ、マークとジョルダーノ、マリオ・バルディとの会談。ここでマリオ・バルディが童謡と幽霊屋敷が関連する書籍の重要なヒントをくれる。

博物館?図書館?で屋敷を調べるマーク。幽霊屋敷の写っているページをやぶくマーク。ここからマークの暴走行動が始まる。犯人はこの行動を隠し見て書籍の作者の家に先回りすることになる。
ここで「Wild Session」がわずかに流れる。

カフェの電話でジャンヌと話すマーク。背中から蒸気で二度もあおられるマーク。ここもコメディ演出。

殺人犯の戦闘準備の「Profondo Rosso」が流れます。だんだん仕事人の仕事前のテーマ曲に聞こえてきた。
作家アマンダの家。裸の人形の首つり演出。アマンダがさわったらすぐもげたので接着が甘いようです。
ここで定番の子守歌。アマンダは編み棒?をつかって武装するが誤まってペットの鳥を殺してしまうのが切ないシーンです。
「Death Dies」が流れ、アマンダは浴室で熱湯づけにされ殺されます。
殴られアマンダが昏倒しているところで口から泡を吹いているところは、悪魔のいけにえでレザーフェースに殴られて痙攣しているシーン並みに生々しかったです。
死の直前にダイイングメッセージを浴室の壁に書くが窓が開き冷気で消えてします。
ここでマークが部屋に入り(不法侵入?)アマンダの死体を見つけます。
ゴブリン演奏の「Deep Shadows」が流れます。

マークとジャンヌの車の中での会話。曲は「Gianna」が流れます。おんぼろフィアットのドアから出れないので二人はルーフから出ます。

屋敷の写真の植物から手がかりを探すマーク。本格推理ものっぽい演出です。

ジョルダーノに電話するマーク。マークが人と電話で会話するシーンはいつも周りが騒がしい気がします。

写真の屋敷を見つけるマーク。凄い探査力!ピアニストより探偵か刑事が向いてそう。「Death Dies」が流れます。
見つけた屋敷の管理者を訪問。管理人の娘の少女オルガ(ニコレッタ・エルミ)登場。無垢で邪悪な感じが良いです。

一方ジョルダーノがアマンダの殺害現場を訪れて、消えたダイイングメッセージである「ESTAT(O・・・)」を発見します。どうやら「それは・・」という意味らしくて肝心な単語は観客にはわからないようになっているみたいです。
手伝いに来ていたおばあさんはとんだ災難でした。
ここでも犯人がのぞいている演出が見受けられます。ここで証拠を発見したジョルダーノを始末に行くことになるのでしょう。

再び屋敷のシーン。ここでゴブリンの演奏で「Mad Puppet」が流れます。なかなか雰囲気のある廃墟となった大きな屋敷です。この頃のアルジェント映画の舞台となる建物は素晴らしいです。どうやってロケハンしたのでしょう。
マークは壁のしっくいのわずか剥がれたところに赤い絵が隠されているのを発見します。凄い洞察力です。ここでは「Profondo Rosso」が流れます。

壁を削る道具を探すため?階下に降りるマーク。ここには廃物が転がっており水が溜まっています。どことなく「インフェルノ」の水たまりの地下室を思い出しました。こういう魔物が棲んでそうな場所好きですねー!
発見した絵は子供が大人を包丁で刺している絵に見えます。

そして、ジョルダーノ殺害シーン。ここは数多くの観客がトラウマになった子供のカラクリ人形が出てくるシーンです。この人形は宙を歩いているように見えます。犯人は「デビルズゾーン」の殺人鬼並みの超能力使いなのでしょうか?
ここでも「Death Dies」が流れます。

マークとジャンヌが高跳びしようという話をしています。なぜかレバノンに行こうということになっています。

屋敷の写真を見て、2Fの窓が塞がれているのに気づくマーク。再び屋敷に訪れるマーク。自分のおんぼろ記憶では屋敷は1度しか訪問していないイメージでした。
屋敷の2Fのバルコニーから塞がれた窓に向かい落ちそうになるシーンはなかなかスリリングな展開です。ここでは「Deep Shadows」が流れます。
隠し部屋の壁を崩すシーンでは「Mad Puppet」の冒頭が流れます。
廃墟といえど管理人のいる他人の家を壊すのはいかがなもんでしょう。

マークがあるものを隠し部屋で発見しますが。何者かに殴られ屋敷が放火され証拠も消失してしまいます。火事のシーンの後、管理人の家で少女オルガの絵が屋敷で隠されていた絵に酷似していることを発見します。そこで元にした絵があるというオルガの学校へマークとジャンナは向かいます。

学校に侵入するマークとジャンナは入口のガラスを壊して中へ。暴走しすぎです!
年代別とはいえ大量の絵を調べるマークとジャンナ。この作業は大変そうです。
そして絵を発見するマーク。犯人の名前が分かりました。ここで「Death Dies」が流れます。黒板の絵に描いてある首つりの絵が揺れているところは不気味です。犯人が描いたのでしょうか。
警察に電話しにいったジャンヌはナイフで腹を刺されてしまいます。腹を刺されたジャンヌをそのままに学校内で探すマークに見ていてハラハラしました。
そして犯人とマークとの対話。犯人がマークに対して抱いていた愛情が切なさを加速させます。
そして、犯人の無残な事故死。これはかなり陰惨でした。マカロニウエスタンで馬に引きずられるシーンを思い出します。

事件は一見落着と思いきや、マークは犯人がヘルガを殺せなかった事を思い出します。そして、ヘルガの殺害現場に再訪。あいかわらず、へルガコレクションの絵画は不気味です。これで安眠できるのでしょうか。
真犯人登場。白塗り加減がエレナ・マルコスのようでかなり不気味です。

そして冒頭の回想シーンにつながります。

マークが真犯人を倒してエンディング。血だまりに映るマークの顔。このシーンは邦画「深紅」でもオマージュされています。「Profondo Rosso」が流れます。


完全版は全体としてマークとジャンヌのコメディタッチのからみのシーンが多く、陰惨な殺害シーンの合間の清涼剤となっている気がします。アルジェントの映画でこれほどコメディ要素の強い作品は少ない気がします。
ストーリィ的にうまくつながっており、アルジェントの作品の中では構成が良く出来た作品だと思います。、

ゴブリンの演奏はアレンジが巧くされており、いつも見ていた映像と音楽の組み合わせが斬新な感じになっていました。


<休憩>
休憩時間は30分。男子トイレの行列が凄く並んでから出るまでに15分かかりました。
残りの時間はショップを散策しました。

当日ゲットしたグッズ類!!
クリックすると元のサイズで表示します


<第2部>ゴブリン・ベストヒット

第1部でほぼ映画レビューみたいになってしまい力尽きてしまったので第二部の方がセットリストと簡単なメモ書きになってしまいます。
時間があるときに更新していきたいと思っています。

メンバーはキーボード:クラウディオ・シモネッティ、ギター&ベース:ブルーノ・プロヴィターリ、ドラム:ティッタ・タニの3人編成(元デモニアトリオ)

シモネッティさんは機材で上段ローランドのJUNO-Di、中段に赤のNORD ELECTRO 3、下段ローランドRD-700らしきものを使っていました。奥の方はmoogっぽかったのですが自分の席からは見えませんでした。


<セット・リスト>
1.トッカートとフーガ
 →何度もipodで聞いた曲なのですが曲名がすぐに出てきませんでした。
  バッハの曲のアレンジですね。
  割と好きな曲なので最初からテンションがあがりました。
  
2.デス・サイト
 →予想外の選曲でした。
 
3.デモンズ
 →コンサートの定番デモンズですね。
 
4.そしてロック…(マークの幻想の旅)
 →これもコンサートでは良く演奏してくれるかと思います。
  良い曲です。

この後、シモネッティさんが1曲目から4曲目までの曲目を
言ってくれたので1曲目のタイトルを思い出しました。

5.ローラー
 →割と好きな曲です。

6.アクアマン
 →ミルククラウンの映像と相まって綺麗でした。

7.スリープレス
 →これも定番曲です。

8.Death Farm(スリープレス)
 →これも意外な選曲でした。

9.ハロウィン&エクソシスト
 →ゴブリンの曲ではないですが、これがアレンジで聴ける
  のは良いですね。

10.サスペリア
 →シモネッティさんが皆で歌ってときたので「シャドー」の
  ボコーダーのパラリラとやるのかと思いきや、
  「ラ、ラー、ラー、ラー、ラー」と始まりびっくりしました。
  「サスペリア」の冒頭部分の合唱を聞くのは最初で最後かも!

11.フェノミナ
 →女性のボーカル音が神聖な感じです。
  映像で写ったジェニファー・コネリーが初々しい。

<アンコール>
コンサートで定番となったヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」のサビ
の部分などを即興で弾いてくれました。

12.Death Dies(サスペリア2)
 →本日のコンサートで一番聴いた曲。ベースラインが恰好よい。

13.サスペリア2
 →今日のコンサートのトリはやっぱりこの曲ですね。

シモネッティさんがシモネッティ・ゴブリンがデモニア名義で初来日したときに来ていたTシャツの女性が前の方の席に居ると言っていました。
たぶん原宿ルイードのときですかね?自分も行ったので懐かしかったです。



ジョージ・ロメロの追悼というタイミングもあり、演奏してくれると思っていた「ゾンビ」からは1曲もなかったのが残念でしたが、来年「ゾンビ」のシンクロ上映で来日してくれることを期待しています。

今回はステージ向かって右のスピーカーの目の前でうるさすぎないかと心配でしたが、うるさすぎもせず全身にゴブリン・サウンドのボディソニックを受けて心地よかったですね。
充実した1日でした。

5



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ