2011/1/3

殺しを呼ぶ卵  サスペンス

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監督:ジュリオ・クリスティ
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン、ジーナ・ロロブリジータ、エヴァ・オーリン
1968年 イタリア=フランス

評価:★★★☆

明けましておめでとうございます。正月映画2作目。昨年のイタリアンホラー特集をひきづってしまうようだがイタリアンスリラー映画の異色作をご紹介。

金持ちの妻アンナが経営する養鶏場で何不自由なく暮す作家で写真家のマルコであったが、アンナの従姉妹のガブリエルとは愛人関係である。また、マルコは倒錯した性癖を持ちハイウェイ・ホテルの一室を借り切って女性を殺していく。

イタリアのジャーロ(犯罪物)映画に分類されるが、異色の作品である。突然変わるカットや不協和音の音楽などゴダールが監督した実験映画のような趣がある。冒頭の卵のレントゲン写真からして異様な雰囲気をかもし出している。
また、近代社会を風刺しており、養鶏場でバイオ技術により肉を多めに取るために改造する研究を続けモンスター化した鳥が登場するなど恐ろしい場面もある。
ラストもイヤ〜な感じが残る終わり方だ。

監督は「情無用のジャンゴ」で容赦なき残酷描写を見せたジュリオ・クリスティ。主演のマルコ役は「殺しが静かにやってくる」でまさかのヒーローが悪役にやられてしまうガンマンを演じたジャン=ルイ・トランティニャン。マルコの妻役に「わらの女」の美女ジーナ・ロロブリジータとマルコの愛人役の「キャンディ」で自由奔放な美少女キャンディを演じたエヴァ・オーリンが作品に彩りを与えている。本作のエヴァ・オーリンは小悪魔的でよかった。

なかなか見れない作品だと思っていたがDVD化されている。
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2011/1/9  1:19

投稿者:クロケット

>tinkさん
明けましておめでとうございます。
tinkさんのブログのホラー映画の膨大な情報にはいっつも圧倒されています。
今年も色々な映画のレビューを楽しみにしています。
今年もよろしくお願いします。

2011/1/9  1:08

投稿者:クロケット

>ななみさん
明けましておめでとうございます。
ななみさんのところのブログは海外からの超最速情報なので毎回参考にさせて頂いています。
「殺しを呼ぶ卵」がお好きとはなかなかの通ですね。なんか不思議な作品でした。
今年もよろしくお願いします。

2011/1/6  18:16

投稿者:tink

遅くなりましたが、今年も宜しくお願いします。この作品DVD化されているのですね!
チェックしてみたいと思います。

2011/1/5  23:15

投稿者:ななみ

だいぶ遅れてしまいました、
あけましておめでとうございます!!
『殺しの卵』、これはわたしも大好きな作品です!
そーか、一応ジャーロに分類されているんですね。でも、たしかに実験的です。小悪魔キャンディもすごくよかった。
不思議な雰囲気のまま、後味の悪さが最後まで余韻を残す作品でした。もう一度観なおしてみたくなりますね。
今年もよろしくお願いします。
クロケットさんのレビューはしっかりされているので、映画本を読むのとおなじくらい参考になっています。

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