2010/5/22

ロード・オブ・ザ・リング  ファンタジー

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監督:ピーター・ジャクソン
出演:イライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン、リブ・タイラー
2001年〜2003年

評価:★★★★☆

ホビット族(陽気な小人族)のフロド(イライジャ・ウッド)が叔父のビルボより渡された魔王サウロンの強力な悪の支配力を持つ指輪を灰色の魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)とホビット族のサム、ピピン、メリーの3人組、王家の血筋を引くが今は流浪のレンジャーであるアラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)、妖精のようなエルフ族の王子レゴラス(オーランド・ブルーム)、ドワーフ族のギムリ達とともに指輪を唯一破壊することが出来る「滅びの山」への果てしない苦難の旅が始まるのであった・・・

「バッド・テイスト」や「ブレイン・デッド」などB級ホラーを撮ってきたニュージー・ランドの監督ピーター・ジャクソンが「乙女の祈り」などのシリアス作品を経て作成した3部作に渡るファンタジー超大作。


「旅の仲間」2001年
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フロドが旅の仲間と出会い指輪を捨てるための苦難の旅に出る部分。本作のラストで早くも旅の仲間達は散り散りになってしまい指輪を無事葬り去れるのか先が思いやられる。
終わりの方に出てくる悪鬼バルログはドワーフの発掘により目覚めてしまったようだ。

「二つの塔」2002年
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タイトルの二つの塔とは、冥王サウロンの目がある「バラド・ドゥアの塔」とサウロンと組んだ白の魔法使いサルマン(クリストファー・リー)の「オルサンクの塔」のことである。
指輪を捨てに向かうフロドと従者のサム、オークにさらわれたピピンとメリー、そして二人を救助に向かうアラゴルン、レゴラス、ギムリの3手に分かれて物語が進む。
見所は300人ほどで立てこもるローハンの「角笛城」に数万のサルマンの軍勢が攻撃する攻城戦である。

本作の冒頭で灰色のガンダルフと悪鬼バルログとの戦いが描かれる。ガンダルフはバルログと決死の戦いの末、灰色の上位の魔法使いの白い魔法使いとなり、サルマン(クリストファー・リー)と同位の魔法使いとなる。

エルフの3つの指輪はガンダルフがナルヤ(火の指輪)、ガラドリエルはネンヤ(水のう指輪)、エルロンドはヴィルヤ(風の指輪)を持っている。


「王の帰還」2003年
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見所はサウロンの軍勢が王都ミナス・ティリスの城に攻め込む戦い。

ローハンの姫エオウィンがメリーと共に倒すのは黒の乗り手ナズクル達を統率する魔王(冥王サウロンではない)である。
エオウィンは原作では後にファラミアと結婚することになっている。


「王の帰還 エクステンデッド・エディション」
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劇場公開時のものに約50分のシーンが追加されたバージョン。

個別に劇場で3部作を見てきたが、1年おきに間が空いていたのでストーリィのつながりを意識していない鑑賞であったが、購入していたDVDをプロジェクターにてチャプターを絞りながら1作目から3作目まで一気通貫で鑑賞してみた。

ニュージーランドで撮影した景観や王都ミナス・ティリスの城などの美しさは大画面で味わうと素晴らしかった。また、戦闘シーンもかなりの迫力である。

他の作品ではほとんど見かけることはないがヴィゴ・モーテンセン演じるアラゴルンが格好良い。個人的に好きなのはアラゴルンと不死に近い寿命を持つエルフの姫アルウェン(リブ・タイラー)との恋物語である。時間の流れの違う人間とエルフ族との悲しき運命が予想され一度はエルフの国アマンへの帰還を決意するが自分とアラゴルンとの子供の映像が浮かびアラゴルンの元で一生を過ごすことを決意するところが泣けた。賛否両論あるが、リブ・タイラーが好きなのでアルウェンは適役だと思った。

モンスター達はさすがB級ホラーやSFを撮り続けたピーター・ジャクソンだけあってかなりの作りこみである。ゴブリンやオーク、トロルなどの人間タイプのモンスターから、悪鬼バルログや蛸モンスターや、巨大クモのシェロブ、ナズクルの乗るドラゴンのような恐ろしき獣など数多くのモンスターが登場するところも嬉しい。


1950年代に活躍した英国の文献学者であり作家であるJ・R・R・トルーキンの「指輪物語」が原作。この本が「ウィザードリィ」や「ウルティマ」といったファンタジー・ロールプレイングゲームの元ネタとなったと言われており、国内の「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などの源流ともいえよう。

「指輪物語」の世界観に感銘を受けた女優が私費を投じ作成した70分の映画がコチラ
「Born of Hope」



以下ラストのネタばれ。読みたくない方は飛ばしてください。

ラストでフロドが船で旅だつ西方の世界はエルフの世界アマンである。1作目で黒の乗り手ナズクルの剣に刺されたり、サウロンの指輪を携えることにより悪に毒されたフロドは生まれのホビット庄で旅の前のように平穏に生活できないことを悟りガンダルフと一緒にアマンへの旅に出る。この世界にいけるのはエルフ族とエルフの族の王族に認められた指輪の所持者または元所持者のみだそうだ。
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2010/5/24  21:30

投稿者:クロケット

>tinkさん
好きな映画の1位だったのですね。
壮大な物語をよく映画にまとめたと思います。
残念ながら私はコレクターズ・エディション止まりなのでいつかエクステンデッド・エデイションも見てみたいです。

2010/5/24  18:15

投稿者:tink

この作品は好きな映画1位です。
かなり長い作品ですけど、飽きませんね。
エクステンデッド・エディションのDVDも買いました。

2010/5/23  20:09

投稿者:クロケット

>亀母さん
お久しぶりです。
戦闘シーンだけでなくドラマとしても見所ありました。
サムはフロドにとってかけがえのない従者かつ親友でしたね。サムがいなければ指輪を捨てることは出来なかったはずです。
フロドを守るために巨大蜘蛛シェロブと命がけで戦う場面は熱くなりました。

2010/5/23  18:06

投稿者:奈良の亀母

ご無沙汰してます。
1作目から3作目まで一気に観たら指輪物語の
世界に浸ってしまいますね。エルフは美しい
けれど、滅び去ってゆく種族。あれ程中つ国
のために我が身を犠牲にしたフロドがホビット庄で幸せな余生を送れずに西方へ去って
いくというのがとても哀しかったです。
自分はサムが好きで3作目は「勇者サムの物語」だと思っています。

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