2010/8/25

歓びの毒牙  サスペンス

<イタリアン・ホラー特集>
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監督:ダリオ・アルジェント
出演:トニー・ムサンテ、スージー・ケンドール
1969年 イタリア

評価:★★★★☆

イタリアン・ホラー特集のため加筆・再録。

イタリアに休養に来ていた作家サムが、黒ずくめの男とブロンド女性が争っているところを見かける。女性はナイフで刺されるがサムの通報で一命をとりとめる。彼はローマで起きている連続殺人事件に関連するものだと思い事件を独自に調べ始める・・。

「サスペリア」のダリオ・アルジェント監督の劇場デビュー作。既に外国からイタリアに来た旅行者が事件に巻き込まれるという設定やある動物の鳴き声から謎を解いていくなど基本プロットは完成されており、以降のアルジェント作品のプロトタイプ的な映画といえよう。主人公が目撃した何かが、あとで犯人を見つけるためのヒントとなるところも後の作品で繰りかえされる。
また、このデビュー作で殺人鬼の手を熱演しているのはアルジェントである。

劇場公開時の最初の入りはさんざんだったらしいが、ローマなどを中心に口コミでロング・ランを続け世界的なヒットとなった。イタリアの犯罪殺人鬼ものジャーロブームのさきがけとなった映画だそうだ。

主役のサムはトニー・ムサンテ。アルジェントとは終始ウマが合わなかったようだ。
また、サムの恋人ジュリア役にはジャーロ映画「影なき陰獣」のスージー・ケンドールが出演している。
音楽は巨匠エンニオ・モリコーネ。彼はダリオの父サルヴァトーレの友人で少年に頃からの顔見知りであった。

アルジェントの初期3作品「歓びの毒牙」「私は目撃者」「四匹の蝿」の中では一番好きな作品である。原題は「水晶の羽を持つ鳥」となっている。
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2010/9/2  0:26

投稿者:クロケット

>tinkさん
やはり、才能ある人はデビュー作からしてなかなかの佳作を作りますね。
ちょっとジャンルは違う例ですがスピルバーグの「激突!」なんかも凄いなと思いました。クローネンバーグの「シーバース」も・・(ずっと続く)

2010/9/1  23:49

投稿者:クロケット

>サスペさん
映像的には古さを感じますが、アルジェントのオリジンが詰まっているのでいいですよね。

2010/9/1  20:16

投稿者:tink

デビュー作とは思えない完成度でしたね。
やはり才能がある人は違うな〜。と思いながら観ていました。犯人の手は監督の手だったのですね!

2010/8/30  18:33

投稿者:sasuperia2red

デビュー作にして完成度高いですよね。まさしく「サスペリア2」のプロトタイプ。初期のアルジェントは最高です!

2009/6/21  23:22

投稿者:クロケット

>ばんぼろさん
アルジェントの初期作品「四匹の蝿」「私は目撃者」の中でもピカイチの作品です。
後年のアルジェントの作品のプロトタイプ的な作品ですね。

http://moon.ap.teacup.com/crocket/

2009/6/21  19:36

投稿者:ばんぼろ

最初でありながらアルジェントのある意味いい所がすべて出ている作品ですね^o^OK

ゆきママさんはじめまして。
それはどストライク過ぎてまずいんじゃないでしょうか?^o^;


http://hp39.0zero.jp/692/banboro2

2009/6/12  0:28

投稿者:クロケット

>ユキままさん
アルジェントの作品は割りにファッショナブルだと思いますよ。セットのデザインも洒落ています。
どっちが刺しているかは見せてなかったような気がします(あとで確認してみようっと)

http://moon.ap.teacup.com/crocket/

2009/6/10  23:24

投稿者:ユキまま

はじまり方とかおシャレですよね。
って、ファッション的に見る作品じゃないんですけど、あの独特な最初の殺人現場とか、印象に残ります。
でも例の「何か大事なことを見落としたような…」は、あまりにも大事すぎて、なぜ勘違いするかな〜??ってツッコミましたよ。
観客には見せてるんでしたっけ?どっちが刺していたか…(←ネタバレですか?)

http://blog.auone.jp/yuki200711020/

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