この前から、あちこち検索して旅行計画を練っているが・・・
当の本人が少し前から落ち込み気味・・・
もうあかん〜〜お迎えが来てる〜〜と
食に対しても 酷く泣くことは無いが、どうも投げやりだ
食いたいもん食って死にたい とか
旅行も変わった物をお腹一杯食べられると思ってる?
堅い物をそのまま食べたいと思ってる?
そうかと思えば、じぃに『片道切符だけ買ってどこか行きたい』と
つまり、帰ってこなくてもいいと、そこで思い切り食べて逝きたい と言う。
そんな事を聞いたら どんな気持ちになる?
言葉に詰まって何も言えなくなる。
今夜はお腹もしんどいらしくて、私が行ったとき、じぃがお腹をさすっていた。
なんとか気持ちを盛り上げようと、あれやこれやと話しかけてた
でも、ばぁの顔色は冴えなくて・・・
悲観的なことばかり言ってる。
こんな状態で旅行に行けるのか?
辛いのはわかるけど、
『もうあかん〜〜今にお腹も破裂する・・・』と訴える
大丈夫やよ!今までの症例でも破裂した人はまず居ないよ。
と慰めにならにようなことを言うしかない。
だってこれはどうしようもないから・・・・
私に、いつどこか連れて行ってくれるんや?と聞いた。
来週にもう予約を入れてあるよ!と答えると、もっと早く〜〜と言う
子供のようにすねてだだをこねる。
でも、その前に、食事に関しての違いを再度話して納得させねばならない
でなければ、ただ辛いだけの旅行になるから。
食べることだけが楽しいことじゃないよ。他にも目を向けて探して見よう と。今までもこれの繰り返し・・・
こんな状態ではたして本当に良いのか?行けるのか?行っていいのか? 私の中で問答する。
少しでもいい。食以外に笑顔を向けられる何かを見つけて欲しい
もう一度、夫婦が楽しい会話を出来るような
その手伝いが出来れば・・・
私の少しばかりの苦労などどうでもよくなる。
もうすぐ七夕だね
私の短冊の願いはいつも同じ・・・
みんなの笑顔。
今年の短冊にも、また同じように・・・
ささやかでいい、小さな幸せを感じることのできる人生でありたいね
2004/07/07
今日は七夕だねぇ
いつものように深夜の介護についたが
今日は昨夜より落ち着いていた。
暗い顔もしてなくて、深夜の折り紙も楽しそう(^^)
その日その日で気分が変わる。
その一挙一動に私たちは喜んだり悩んだり落ち込んだり
昨日はディサービスで笹飾りに折り紙をしたらしい
それを嬉しそうに話ながら作ってくれた
こんな日は付き添いも楽しい。
深夜の時間もすぐ過ぎていく
今日は七夕・・・
短冊に願いを込めて星にたくす
どうかこの笑顔がずっとずっと毎日見られますように・・・
少しでも心穏やかに、苦しさの中にも幸せな時間を沢山持てますように
足の浮腫は相変わらず酷くて、しわもピンピンに張ってのびている
同じように体の中でも水分がたまってきているのだろうなぁ
食事でどこまで防げるか・・・
厳しい制限だけどそれでもいつかは限界が来るだろう
時々私は思ってしまう
もし、来るべき日が突然来たら・・・
その時うろたえずに居られるだろうか?と
子供の頃から 夜に爪を切ると親の死に目に会えないぞ!と言われ
すごく怖かった
今でもそうだ。最後の時はそばに居たい。言葉を聞きたい。と思う
だから夜の爪は決して切らない
でも・・・・
実際こうしていて・・・
すごく怖くなる。その時にその場に居ることが怖くなる
案外、自分の知らない内に眠るような別れであったら・・・と
でも、やっぱりそれは寂しいよね
だから爪は昼間にしか切らない。
いつかは必ずやってくるその日の為に・・・